足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

引き続き任天堂が焦点

2016-10-31 07:04:12 | 投資戦略
今週は日銀の政策会合が月曜日~火曜日と2日間開催される。通常は米連銀FOMCより1日遅れが普通だが、珍しく先行する。
新しい政策が出ないという観測が有力で、現状の政策の効果の検討が行われるとみられる。
米連銀も一時は第2回目の利上げ説があったが、11月8日の大統領選を控えて12月13日~14日のFOMCまで引き延ばされるだろう。

東京市場では引き続き任天堂(7974)の動きが焦点。連日、東証の売買代金のトップを行くが、強弱の見方が2分しながら資金が集中する。
売買動向をみていると、HFT(高速回転売買)プログラムをプロが生かし、瞬時の売買が繰り返えされる。その日の動向をみて足元の株価の行方を判断するのは難しい。新時代の取引仕法で株価形成が行われている。この点を、先行きの株価を判断するのに投資家は冷静に見なければならない。
確実にいえることは、久しぶりに同社が積極的な攻めの姿勢を営業面で出すことだ。
11月に「ポケモン・サン」と「同ムーン」、12月にはアップルで「スパーマリオラン」、人気機種NES版に30タイトルのソフトと、年末商戦向けに攻勢をかける。それに来年1~3月はスマートフォンで2本の新タイトルが出る。先のポケモンGoの人気に乗って攻めの商戦を仕掛ける。

日曜日の日経新聞によると7~9月の3ヵ月間で「ポケモンGo」は100億円の利益を生み出したとある。会社が夏には「ポケモンGo」の利益寄与は限定的とコメントしたが、限定的どころか金の卵であった。先週発表の2016年9月中間決算では営業益が59億4700万円の赤字であったことからすると、100億円の利益は大きな救世主であった。この種の利益寄与が下半期には「スパーマリオラン」などさらに複数増える。業績反転の兆しが出てきた。来年1月にかけて、久振りに前向きの材料が目白押しである。先週、28日のブルンバーグの君島社長のインタービユーでは、珍しく先行きへの自信ほどが伺えた。



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日本株の下値は堅い

2016-10-29 07:03:59 | 投資戦略
NY株は続落。なかなか下値が固まらない。
個々の材料では企業収益はまずまずの内容で相場には中立的。
大統領選はクリントン優勢が固まり勝利の可能性が高まってきた。
輸送株指数がもたつき最近の相場には懸念材料のひとつ。
本日は第3四半期のGDPが+2.9%成長と予想を上回ったが反応がなかった。
テクニカル指数はNYダウが9月以降は50日移動平均を下回る推移、日々の相場は寄り高で後半に減速、12月利上げ濃厚―など慎重派は懸念材料としてあげる指標は多い。
相場の反発のためには目先の一段安を見込む向きが多い。
12月8日の大統領選まで1週間に迫ったが、現在の基調から抜け出す決定的な材料が不足している。望みは目下、発表中の企業業績が増益になり、減益基調から抜け出せるかどうかが焦点である。

昨日の海外の円相場は105円をつけたあと後半は小反発し104円台で引けた。米国の金利上昇、日本の企業業績の底入れというパターンになるかどうか。
ただNY株に比べ日本株の下値は一足早く固まってきた感を受ける。
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NY株は低迷を脱せず・・・任天堂が説明会の日取り公表

2016-10-28 06:56:34 | 投資戦略
NY株はS&P500が3連続安になった。ドル相場が105円台に反落した。米雇用統計の直近の数字の好調を反映し、利上げの時期の早まり予想が出た。
引き続き来月の大統領選までは現在の方向感のない相場展開が継続しそうだ。
東京市場の動きも同じだか昨日の円安は米国の金利上昇を材料にした。今後の円相場の動向を見る上では注目される。

引き続き任天堂(7974)の売買代金が1420億円とトップで第2位のNF日経レバレッジ(1570)の850億円を大きく引離した。同社は26日に2016年中間決算を発表し一時は大きく売られた。
昨日、説明会が開催され来年1月13日に東京ビッグサイトで公表した新製品スイッチの製品発表会の開催のスケージュールを伝えた。あと2日間、体験会を行い具体に新製品のデモを行う。
先週、ネット上で新製品の動画を3分間流したが、製品の内容について正確に把握できす市場では不満が出ていた。
昨日の相場が一時は売られたが、君島社長のプレゼンテーションを好感し反騰した。
説明会後には海外のメディアとの個別会見で、その内容が好感された模様で、昨晩のNY市場ではADRが+5.78%と急騰し7月のポケモンGoの人気時のように市場の関心を集めた。
プレゼンテーションでは、別に新しいニュースはなかったが、久しぶりに会社の市場の動きを気にした動きに、海外投資家は好反応した感じである。


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堅調な消費関連株

2016-10-27 06:07:59 | 投資戦略
NY株はまちまちで、最近の横ばいからのトレンドは変わらない。
この日は引き続き金融、通信が堅調であったが、ハイテク、バイオは下落した。来月8日の大統領選までは現在の基調が続きそうだ。
不透明な環境のなかで気を吐くのは強気筋の代表トム・リー(ファンドストラット・グローバル)である。一貫した前向きの視点で先行きをみる。2016年末のS&P500の目標値2325ポイント(この日の引値2139ポイント)と見通しは変えない。市場が見迷いになるとメデイアがその見通しを取り上げる。

NY株の不透明感のなかにあって東京市場の下値は堅い。本格的な決算発表を来週に控えて増額修正組みが目立つ。
特に個別の銘柄で見ると、消費関連の下値が固まる。昨日の市場でも次のように値上がりが目立った。
われわれのスクリーンに入れている消費関連の銘柄の数が増えてきた。
昨日の相場で市場平均以上に上がった銘柄を恣意的に選択したら下記の銘柄が動きが目立った。
日本水産(1332)+2.28%、マルハニチロ(1333)+1.40%、森永製菓(2201)+1.57%、江崎グリコ(2206)、亀田製菓(2220)+1.02%、寿スピリッツ(2222)+1.53%、カルビー(2229)+0.79%、雪印メグミルク(2270)+2.99%、くらコーポレーション(2695)+5.06%、アリアケジャパン(2815)+2.62%。
どれか1つはポートフォリオに入れたい銘柄である。

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JR九州の好発進・・・「IoT関連」の出遅れ株シグマ光機

2016-10-26 06:52:18 | 投資戦略
NY株は小幅安。高かったのは金融株だけ。
第3四半期の決算は今週で3分の1の発表に達するが、全体ではどのような数字になるかは未定。
グーグル(GOOG)、マイクロソフト(MSFT)、フェイスブック(FB)、アップル(AAPL)の株価は戻り歩調に入ったことは、先行きを読むうえでの好材料だ。
バロンズ誌が年2回の機関投資家の見通しのアンケート調査では向こう1年間の有望株のNo1はハイテク株であった。ここで上げた4銘柄の機関投資家の持ち株比率が増加し、ハイテク株の新年での期待感が高まる。

昨日の東京市場のハイライトはJR九州(9142)で期待通り好発進。ヨーロッパでの「民営化銘柄のIPOは買い」という経験則が実証された。当面は3,000円台固めの動きが続くだろう。先輩3社の株価比では納得のいく水準で寄り付いた(「高くもなく、安くもなく」)。

アップルのiPhone7の半導体の心臓部を供給する米セバ社(CEVA)の存在感が高まり、技術面で大きく貢献しているシグマ光機にも光が当たってきた。セバ社は最近、ウォール街で人気を集めている人気テーマ「IoT関連」でもある。
 シグマ光機の足元の状況は①スマホ設備投資の恩恵(対物レンズ、加工鏡筒、回路の機械要素のアクチュエータ)②米国ではバイオ・メディカル業界の好調③中国ビジネスの拡大(大学・官公庁の新規研究室の増設)④防衛関連からのリピート需要―などが牽引役になっている。
2017年5月期は配当を1株34円(ここ4期間は30円)にする。現在の株価の配当利回りは3.7%である。これまでは成長という材料とは関係のない株価であった。
人気の圏外に放置されてきたが、スマートフォンがカメラ市場を変革する動きに乗って会社の業態は大きく変わるだろう。それに「IoT関連」としても注目される。
 株価は1,000円台に乗り動きが出てきた。

  
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