足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

これから現実買い

2013-03-30 09:45:36 | 株式

本日の日経新聞のトップ記事の「期末株価/3年ぶり上げ幅」は投資家の強気心理に好影響を及ぼすだろう。

年初来の株価を日米で比較するとNYダウは+11.2%、日経平均+19.2%で日本株の上昇率が際立った。さらに新興市場をみるとマザーズ指数は+59.2%と第1市場の3倍のスピードで上がった。これらの指数をみて外人投資家は日本株を行き過ぎとみるか、再評価が必要とみるか?

今回の株高の原動力はアベノミクスでだがいちばん大きな材料は円安への転換である。輸出企業の業績への寄与度が大きく株価の現実買いにつながった。

しかしアベノミクスの柱である金融政策への転換はこれからが本番である。

黒田新総裁はバーナンキ連銀議長という先輩の政策を研究して、これから行動を起こす。

特にわれわれが最大の関心をよせるのは43~4日の政策会合でどのような政策を決め、それが市場に率直に伝わるようなアナウンス効果を出すかにある。

改めてバーナンキ議長の政策を振り返り感心させられたのは政策効果を高める演出である。

2012914日の日経新聞は「米量的緩和第3/購入総枠・期限設けず」とある。量的緩和を英語でQE(Quantitative Easing)というが、そのキャッチフレーズの効果は極めて大きく、分かりやすい。安倍首相には、このあたりを熟知したブレーンが密着しており、黒田総裁には伝わってい

るはず。

株式相場は新年度にはいり、いよいよ現実買いの段階の入り口に立つ。

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S&P500も史上最高値

2013-03-29 08:10:41 | 株式

NYダウ平均に続きS&P500も史上最高値を更新した。

これまでの高値は200710月の1565.15でリーマンショックの前年である。

当時の日経平均は17458.98円で現在の同12335.96円は29.4%下である。

当時の円相場は117円で金利は1.96%であった。

この間の日米の株価の間に大きな開きが出たのは円相場の上昇と震災で日本の株価に大きな影響を与えた。

日銀の黒田総裁がいよいよ動き出すが、円相場を100円ではなく110円台まで下落させる政策にまい進するかどうかが、今後の兜町の最大の関心事である。

足元の東京市場はテクニカル面での短期的な過熱で調整局面にある。

一時は日経平均(25日移動平均)の騰落指数が143%と大きく上方に乖離したが、昨日は120%と過熱ラインの判断の120%に下落してきた。いま少し調整が必要である。

調整局面の割りには売買代金が昨日も21000億円と高水準であるのは、市場への資金流入が続いていることを示す。

調整局面でも個々の銘柄では新高値を記録する銘柄が散見される。

今週、注目した山下医科器械(3022)も新高値更新。われわれが力点をおく医療関連業界が日本でも一つのテーマになってきた。今後とも人気銘柄の広がりが続くだろう。

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日本版QE1が始まる・・・中小型不動産の目標値を探る

2013-03-28 07:44:23 | 株式

NY株では午前中は軟調で午後に戻すというパターンが続く。昨日も同じでS&P500は史上最高値まであと2ポイントのところまで迫った。

キプロスの銀行が制限付きながら木曜日には店舗を開き預金者の引き出しに応じる。

米国株の堅調な背景にはバーナンキ議長の市場から証券を買い上げるというQE3(3次量的緩和)が背景にあるが、日本ではこれから黒田新総裁による日本版QE1(第1次量的緩和)が始まる。これまでの金融市場のパラダィムが大きく変化するだけに、株式市場にとっては歴史的な局面を迎える。このところ20133月期の決算について増額修正のニュースが散見されるが、4月にはいればこれが本格化する。

日経新聞に「不動産、中小型株に物色」という記事が掲載された。今週の「トリトンスクエア通信」でも全く同じ視点で不動産株を取り上げた。

昨日は中小型不動産株のタマホーム(1419)が公開され人気を集めたが、プレサンス(3254)、プロバスト(3236)、一建設(3268)、ゴールドクレスト(8871)、東栄住宅(8875)、飯田産業(8880)、アーネストワン(8895)、タカラレーベン(8897)、タクトホーム(8915)、ファースト住建(8917)を取に注目した。

タマホームの理論株価はIPO価格に対して割安だが、ここに取上げた銘柄をIPO銘柄並みに評価すると時価よりも相当に高い目標価格が出る。

なかでもプレサンスは1万円を超える。中小型の不動産株の人気は大手に伍して、これから先行きも継続する。物色銘柄数が多いのが投資家には魅力である。

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日銀新総裁の行動待ち

2013-03-27 08:26:18 | 株式

ウォール街ではS&P500が史上最高値1565.15まで2ポイントのところまで迫ったが関門を抜けなかった【最高値は1565.15】。

最高値を付けるのは時間の問題だが、ユーロ圏でのキプロス問題が尾を引く。ECB(ヨーロッパ中央銀行)とIMFが支援を決めたが、預金引き出しに制限があり国内での混乱に懸念が残る。

米国では景気指標が好調だ。2月の耐久財受注が好調でその数字に基づくと米国景気は年2.5%~3.0%の成長トレンドに復帰している。

東京市場は株価指標に過熱感が残る。日経平均の対25日移動平均の乖離率が133.52%と過熱ゾーンの125%を上回っている。

個々の人気銘柄では不動産のテクニカル指標が過熱ゾーンにあるが、自動車、金融などには過熱は見られない。

市場は日銀新総裁の新しい金融政策の発動に関心を集中している。

日銀の次の政策会合は1週間後の34日である。これまでは臨時の会合を開催して新政策を決定するという期待もあったが、政策委員の間の調整に手間がかかっているのかも知れない。

黒田総裁が強調するように日銀の積極的な緩和策のアナウンス効果が問題であった。

これまではせっかくの緩和策を出しながら、いつも行き過ぎた場合についてひとこと附言するというのが白川流の政策で市場にはフレンドリーでなかった。

過熱していた注目株の朝日インテック(7747)の過熱感が解消した。20136月期は再度の増額修正が期待できる。

日本の医療機械関連の人気度はウォール街に比べて遅れている。

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日本株の見方に大きな変化が続く

2013-03-26 07:22:54 | 株式

キプロスにECB(ヨーロッパ中央銀行)IMFなどが100億ユーロの支出を行う支援策がまとまり日経平均は反発した。しかしウォール街やユーロ圏は冷静な反応を示しNY株は下落した。

支援策は大手銀行2行に資金注入するが、10万ユーロドル以上の預金者には課税するという策で小口預金者は保護される。

キプロスの銀行の資産はGDP7倍もあり海外からの預金が多い。これまでは金融立国でもあった。このためにロシアなど海外の資産家からの預金が多かった。

ウォール街が懸念したのはキプロスの救援策が先例になって、今後、ユーロ危機は起こった場合の解決策の先例になることだ。

為替市場ではドル、円が買われた。

キプロス問題をみているとユーロ危機はまだ終了していないことを感じさせる。

東京市場の先行きには日銀の次の一手が控えている。

日銀の黒田新総裁の金融緩和策の第一弾である。

市場では黒田日銀総裁の政策のアナウンス効果に期待する。

日経平均は今月にはいって12000円の大台に乗った。一部の人気株にはテクニカル面での過熱感があったが、先週来の調整でかなり解消していた。

それにしても日経平均の上下への変動率は大きくなってきた。上がる時も下げる時も100円を大きく上回る。

海外ではS&P500とユーロ圏の株価指数STOXX600のプット買いと日本株買いを奨める向きが出てきた。日本株をみる海外の目は大きく変化した。

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