足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

太陽電池の人気が拡大

2011-05-31 07:23:42 | 株式

昨日はNY市場がメモリアル・ディのため休場で東京市場も閑散であった。

その中で気を吐いたのが引き続き太陽電池関連である。

われわれが注目している銘柄のうちフローテック(6890)、大阪チタニウム(5726)が昨日も人気を集めた。特にフローテックは売買代金がジャスダック市場ではトップに踊り出た。20113月期決算が好調で株価はこのところ人気を集めていたが、太陽電池関連がビジネスの2本柱の一つに育ってきたのに市場は評価する。

太陽電池関連はこれまでの理想買いから現実買いの段階にはいってきて、先行き不透明感の強い市場では当面は格好のテーマになる。昨日は3ヵ年の中期計画を公表したが売上を2倍にするという明確な経営目標を出した。

昨日はエマージング投資の第一人者のマーク・モビアスが東京のプレスセンターで講演した。持論のエマージング市場の周辺が拡大し新しいフロンティアー・マーケットが加わってきたことを強調した。アジア、中東、アフリカ、東欧などでも、新しい市場が踊り出てきたことに注目し、すでに投資を始めたている。特にアフリカに注目していることが印象に残った。

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目先、不透明感が続きそう

2011-05-30 07:24:33 | 株式

今週末には5月の雇用統計の発表がある。月間ではもっとも株価に影響を与える指標であるが5月の雇用増は18万人(4月は244000人)というのがコンセンサスだ。目先はこの数字をめぐって世界の株価が変動するだろう。

MacJob”というデータがある。米国最大のファーストフードのマクドナルズの雇用の数字である。5月初めに5万人の雇用増を発表した。サービス業ではもっとも低い賃金の職場で出入りが激しい。5万人増は単なる新規雇用の数字で実際の増減を示す数字ではない。それだけに政府の雇用統計にどのように寄与するかは分からないが、5万人増は数字としては無視できない。

米連銀は6月末で現在の国債買上げ政策を打ち切るが、ここ1ヵ月を振り返ると景気回復のエネルギーの息切れを示す指標も散見される。

相場のテクニカル指標はまちまちの動きである。投資家センチメント指標は弱気に傾くが売られ過ぎのゾーンでなはい。またS&P500でみた26週移動平均の週間の変化率はプラスで相場の調整の完了とはほど遠く昨年の夏のような局面にはきていない(8月に底入れした)

5月には国際商品市況が一服したが、一時、下落した金相場は先週末$15365月初めの高値$1575に挑戦する勢いである。今回の商品相場の下落の先頭を切った貴金属であるが戻りも早かった。かねての金相場への強気筋は勢いづいてきた。

このように世界の株価を左右するNY株の現状はテクニカル面では先行きの判断に強弱が入れ交る。

東京市場は決算発表も終わり企業業績の発表の内容はそれぞれ相場に織り込んだ。

結論としては今週の相場のトレンドは先週来の調整局面を続けるだろう。

ただ個々の業績を分析していると新しい成長トレンドに入った企業も散見される。特に中堅企業にその種の銘柄が多い。この種の銘柄には個別の物色人気は続くだろう。

自然エネルギー関連に注力していきたい。有望株を見つける視点のひとつはリーマンショックの影響から抜け出し収益が史上最高になった企業を分析することである。その数は多くはないだけに作業は難しくない。

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NY株は3連休いり・・・ドル安か?

2011-05-28 08:06:36 | 株式

NY株は小幅な上昇。ハイテク、金融、資源関連がけん引した。来週月曜日は祭日なので3連休になる。

ドルが下落した。一連の景気指標の発表に弱い数字が目立ち、金利先物市場では来年3月末までに連銀が利上げする確率が24%(1ヵ月前47%)に落ち、先行き低金利が続くという見方が強まったのが理由だ。それでもヘッジファンドのドルのショート残は1月以来の低水準である。

東京市場で投資戦略として太陽光発電関連がこれまでの理想買いから現実買いの段階にはいったのに注目したい。

これまで注目してきた銘柄の一つに大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)がある。20113月期は赤字決算であったが、20123月期は黒字化する。この会社をみる場合、金属チタンの動きに市場は注目するが20123月期の売上の2倍の増加率の原動力の一つはポリシリコンである。シリコン市場は半導体向けのほか太陽電池向けが大きく伸びる。

また同じポリシリコン・メーカーのトクヤマ(4043)は現在の時価総額1300億円にほぼ匹敵する金額を投資して生産能力を3倍にする。現在は同社の利益の約3分の2を占める戦略部門である。堅実経営が身上である企業には、これまでの常識では考えられない大きな決断である。すでに納入先の太陽発電メーカーと長期契約が出来ているからである。

この2社の計画をみて太陽光発電関連が先行きの人気テーマになると感じてきたが、米国でも関連株のGTインターナショナル(SOLR)が絶好調の20114月決算を発表した。G8では日本が太陽発電の大計画を発表した。

産業界はすでに動き始めている。これから関連株をめぐってさまざまな銘柄が物色されるだろう。

閉塞感にある東京市場では久しぶりの大きなテーマである。株価が2~3倍になる銘柄が出てきて、銘柄の広がりが出現するとみている。

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代替エネルギー関連が現実買いの段階に

2011-05-27 07:57:54 | 株式

5月相場も最終ラウンドにはいってきた。

昨日のウォール街ではハイテク株が上昇した。

有名なヘッジファンドのデビッド・アイホーン(グリーンライト・キャピタル)がマイクロソフトの経営者スティーブ・バルマーの退任を求めた。こえまで低迷していた株価は反騰した。アップルやIBMの好調な業績に比べて、ビル・ゲーツが第一線から退いたマイクロソフトは、たしかに退潮の兆しがみえる。有名な投資家のビル・ミラー(レッグメイソン)が「過去10年間、利益は年率11%増加してきたのに株価は半分になった」として注目を始めたが、ミラーの注目に反して株価は一向、反応を示さない。アイホーンは経営者に対して投資家が信用していないという。ウォール街でのこの一連の動きをみて、資本の論理が明確に生きているということだ。たしかにマイクロソフト(MSFT)は安い。

マイクロソフトの経営陣がどう動くか?

このような論理が日本でも働く時期が来てほしい。

東京市場では電力危機に直面して代替エネルギー関連の人気が本格化してきた。有望銘柄の種が豊富だ。個々の銘柄を再検討してみると多くのアイディアが出てくる。ここ1年で業界の環境が大きく変化し、今回の震災で市場が一気に活性化してきた感じを強くする。すでに市場は動いている。大きなテーマが現実買いの段階に入ってきた。

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商品相場へ強気に転換・・・米国の投資銀行

2011-05-26 07:53:27 | 株式

NY株は3日間の続落後、小幅高になった。

この日は下落を続けていた商品相場が反騰した。石油、貴金属、銅などで、商品相場が上がるとインフレ懸念から株価が下がるというパターンがこの日は崩れた。

ドイツ銀行、JPモルガン、ゴールドマンの商品相場買いの推奨で市場では先行きに安心感が広がる。ドイツ銀行の銅相場への超強気の姿勢が目立つ。「商品相場の反騰は景気の先行指標」という見方がこの日には有効に働いた。

一方、ここ3日間の相場の足を引っ張ってきた経験則にこだわる向きも多い。「過去59年間の累計ではS&P50011~4月には1002ポイント上昇したが、5月~10月は147ポイント下落した」という経験則がある。ウォール街では、この種のデータ分析にかけては世界でもずば抜けた実績には感心させられる。

東京市場では夏場の電力供給についての情報が飛び交う。

今回の震災が残した大きな遺産は先行きの安全でクリーンなエネルギー供給である。日本は1970年のオイルショックで世界に先駆けて優れた省エネ技術を築き上げた。その実力からすると、今回は代替エネルギーの新しいモデルを築き上げる可能性に賭けたい。

本日の日経新聞によるとソフトバンクの孫社長が自治体を巻きこんで自然エネ推進に動き始めた。通信の世界を大きく変えた実績をもとに日本のプレゼンスを高める動きに出た。

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