昨日はNY市場がメモリアル・ディのため休場で東京市場も閑散であった。
その中で気を吐いたのが引き続き太陽電池関連である。
われわれが注目している銘柄のうちフローテック(6890)、大阪チタニウム(5726)が昨日も人気を集めた。特にフローテックは売買代金がジャスダック市場ではトップに踊り出た。2011年3月期決算が好調で株価はこのところ人気を集めていたが、太陽電池関連がビジネスの2本柱の一つに育ってきたのに市場は評価する。
太陽電池関連はこれまでの理想買いから現実買いの段階にはいってきて、先行き不透明感の強い市場では当面は格好のテーマになる。昨日は3ヵ年の中期計画を公表したが売上を2倍にするという明確な経営目標を出した。
昨日はエマージング投資の第一人者のマーク・モビアスが東京のプレスセンターで講演した。持論のエマージング市場の周辺が拡大し新しいフロンティアー・マーケットが加わってきたことを強調した。アジア、中東、アフリカ、東欧などでも、新しい市場が踊り出てきたことに注目し、すでに投資を始めたている。特にアフリカに注目していることが印象に残った。