足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

海外は選挙結果を好感

2009-08-31 08:23:50 | インポート

“台風の接近で、ぐずついた天気のなか有権者の70%が投票所に足を運んだ”とNYタイムズは、総選挙への日本国民の関心の高さを報じた。

これからどうなるか?

民主党が政権をとった場合について様々な見方が株式市場では語られてきたが、はっきりしているのは“これは革命に等しい選挙だ”という鳩山代表の言葉である。同時に“ベルリンの壁が崩壊して20年も経ったが、ようやく古いままの一党支配体制から脱する動きが始動した”という佐々木毅元東大総長の言葉を伝えている。

当面は停滞する景気の問題、米国との同盟関係をどう処理するかが2つの最大の問題であるとしている。

またブルンバーグも“オバマ大統領はグローバル、地域間、2国間の問題に日本の新政権がどのように取り組んでいくかに期待を寄せている”と報道している。

今回の選挙結果についいては、海外のメディアは閉塞感を背負ってきた日本が新しい方向に向かって進むことに期待を寄せている。

前回の2005年の小泉改革選挙後には4ヵ月で日経平均は+25%も急騰した。その再現を期待する外人投資家も散見される。

先行きの明るいNY株高という追い風もあって、外人投資家の間では選挙に対してはポジティブな見方が多い。

今週は先週のウォール街でのデル、インテルの先行き明るい見通しのニュースをうけてPC関連を中心にハイテクに注目したい。

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NY株が8連騰・・・AIG株が今月は3.7倍

2009-08-28 08:32:24 | 株式

NYダウ平均が8日の連騰になった。20074月以来のことである。

今回の連騰は東京市場をみているとピンとこない。8月の日経平均はいままで+1.1%、NYダウは+4.4%。

ウォール街の底の深さは株価指標だけではなかなか理解ができないことが多い。

たとえば2007~2008年の金融恐慌の元凶になった金融機関の株価をみると、NY市場の真の姿がひとつ浮かび上がる。

昨日は問題の世界最大の保険AIGの株価が急騰した。株価は1日で+27%。新CEOが「これ以上資産を切り売りする必要はない」と語ったことが材料になった。AIGの株価が今月は3.7倍になった。

AIGだけではなく、昨年のリーマンブラザーズ破綻の引き金になった米住宅金融公社の株が最近は大きく復調してきた。安値からフレディマック(FRE)は8.9倍、ファニメイ(FNM)は6.4倍。100年に一度の危機の後にはこんなすごいパフォーマンスをする銘柄が続出してきている。

機を見るに敏な投資家が参加しているのはウォール街の底の深さである。世界最高のヘッジファンドにのし上がったジョン・ポールソンが金融株を買っている。先にバンク・オブ・アメリカの第4位の大株主になったが、昨日のニューヨーク・ポストの記事ではシティの株を発行株の2%取得した。2007~2008年にサブプライム関連商品をショート(空売り)して大成功した。その戦略にはだれにも及ばない冷徹な分析眼がある。

東京市場にもこの種のチャンスがあるはずだ。

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プロのセンチメントの強気を警戒・・・日米の株価

2009-08-27 14:21:01 | 株式

NY株は7日間連騰になった。

しかし東京市場は大幅な下落になった。昨日のウォール街では新築住宅(7月)の販売が+9.6%と事前の予想の+1.6%を大きく上回り、耐久消費財の受注(同)も+4.9%と事前の予想+3.0%を超えたのに、東京市場はNYダウ平均のもたつきを懸念した。

米国でニュースレターの執筆者を対象にしたセンチメント指数がある。IIAS指数(Investors Intelligence Advisors Sentiment index)という。150のニュースレターの相場観を集計したものだ。51.8%のニュースレターの相場観が強気になった。200712月以来の高水準である。200710月にNYダウ平均は14,164ドルでピークを打った。

一方、IIAS指数が現在は19.8%と20を割り込んだ。200710月以来のことである。このセンチメント指数は逆張り戦法に使われる。

強気が増えれば相場は過熱状況であるし、弱気が増えれば底値圏にある。

今回も市場参加者は、この指数をみて相場に警戒的になるだろうという、相場の先読みの見方が出た。短期的には相場が調整する段階に入っている。

東京市場では前日の欧米の株価に注目するし、ウォール街ではヨーロッパ、アジアの動きに注力する。相場は景気の動向を先読みするメカニズム機能があることは、ご存知の通りである。ウォール街での好材料を東京市場が無視してその先を読んだのが本日の相場展開である。

世界経済は夏場に底入れしたことは確実で、この調整もそんなに深いものではないだろう。慌てることはない。次ぎの相場の上昇リズムでどのセクターが先行するかを考えたい。

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好材料が揃うウォール街・・・銘柄のヒント

2009-08-26 08:14:56 | 株式

ォール街は好材料に沸いた。

まずバーナンキ議長の再選。オバマ大統領は早々に決断した。偉大な投資家であるウォーレン・バフェツトやビル・ミラーが早くから主張してきた。ミラーは第2四半期の運用報告書にわざわざ再選を主張したほどである。市場に影響力のある投資家の意見にはオバマ政権は当然に耳を傾けてきたはずだ。アメリカの合理主義がここでも発揮された。

住宅価格のケース-シラー指数(7)が上昇に転じた。今回の金融恐慌の引き金になった市場だけに、消費者のセンチメントにも影響を与える。

この日、タイミングよく発表された消費者信頼感指数(8)54.1と事前の予想の48を大きく上回った。雇用市場の好転の兆しと企業業績の好転に回答者は注目した。5000人を対象にサンプル調査が行われてきた。

米国の住宅市場の好転には注目したい。

東京市場でもこれまで存続が危ぶまれていた不動産関連株の反騰が目立つ。2000年のITバブル崩壊時に近い株価の下落がみられたが、ここ数ヵ月の回復で10倍以上に反発する銘柄が散見される。景気の立ち直りが確実化される現状だけに、この分野には投資のチャンスがあるようだ。

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日米ともIPO市場人気の幕開けになるか

2009-08-25 08:36:20 | 株式

ウォール街では大型のIPO(新規公開)に注目が集まる。エネルギー関連のAEI,全米に8577店のディスカウントを経営するダラー・ジェネラル。前者は9億ドル、後者は75000万ドルの資金調達の予定。

東京市場でも717日のクックバッド(2193・マ)以来、途絶えていたIPOが、9月に実現する。

911日のSHO-BI(7819JQ),シーボン(4926JQ,914日の三菱総合研究所(3636)、917日のキャンバス(4575・マ)である。

IPOの人気度は個人投資家の投資センチメントをみる一つの尺度でもある。20061月のライブドア事件で新興市場への人気が大きく落ち込み、東京の新興市場は壊滅状況になった。

7月に公開されたインターネットのクックバッドはIPO価格9,500円で初値19,100円。817日には39,100円と1ヵ月で初値に対して4.1倍になった。最近には見られない好調なIPOであった。

2000年前半のような人気は影を潜めているが、先行きクックバッドのような銘柄が出てくれば人気の回復につながるだろう。

抗癌剤開発ベンチャーのキャンバスがベンチャーとして久しぶりの大物の登場とみる。

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