NY株は3指数ともマイナス。
市場には気疲れが感じられる。2月相場も終わったがS&P500、ナスダック指数は2012年1月以来の好調なパフォーマンスであった。
前月の波乱相場のなかでは相場について慎重論が台頭した。特に地政学リスク、ギリシア問題の拡大が想定外で世界の株価をかく乱した。投資家の脳裏には2009年以来、6年間に渡る上昇相場が続いただけに高値警戒感がいつも出るのも当然である。2月相場は大方の見通しの裏をいったので出遅れた投資家も多い。
関心事は来週の米ナスダック指数が2000年3月の史上最高値を更新するかどうか?
17世紀のオランダのチューリップ騒動の話がITバブル崩壊の時にはさかんに話題になり、当時の投資家には「自分の人生ではナスダックの復活はみられない」と見る悲観論が多かった。
そこへ2008年~2009年の金融危機を経験したあとだけに、1980年代、1990年代の市場とは異なり、投資家心理には足元に不透明感が出ると悲観論が浮上するのが昨今の習性である。
このような雰囲気のなかで、来週にはナスダック指数が史上最高値を更新する可能性が考えられる。一部のメディアでは今週中にも新高値更新を予想したところもあったが、シャンパンのコルクは音を立てなかった。
ウォーレン・バフェットが恒例の投資家向けの手紙を週末に公表する。2014年は大きな投資を見送り手元には大量の資金を抱える。循環からすると大型のM&Aが出る時期にきているので、彼がどんな投資観をもつのかが注目点だ。
ユーロ圏の景気、ギリシア、ウクライナ問題も落ちつき先行きは平穏な雰囲気である。
東京市場ではテーマよりも日本株の投資価値の見直しの動きが出てきている。大きなテーマよりも個々の銘柄で、新興市場顔負けのすごいパフォーマンスを出す株が散見される。
ピーター・リンチの「テンバーガー(10倍株)」の誕生である。そのような環境が東京市場には出てきた。
2013年の日経新聞の第一面の記事はアベノミクス関連であったが、最近は変わった。ミクロ面での好材料が目を引く。本日の第一面もそうだ。
有望銘柄の発掘のヒントを与えてくれる。東京市場の存在感が高まる兆しが感じられる。
市場には気疲れが感じられる。2月相場も終わったがS&P500、ナスダック指数は2012年1月以来の好調なパフォーマンスであった。
前月の波乱相場のなかでは相場について慎重論が台頭した。特に地政学リスク、ギリシア問題の拡大が想定外で世界の株価をかく乱した。投資家の脳裏には2009年以来、6年間に渡る上昇相場が続いただけに高値警戒感がいつも出るのも当然である。2月相場は大方の見通しの裏をいったので出遅れた投資家も多い。
関心事は来週の米ナスダック指数が2000年3月の史上最高値を更新するかどうか?
17世紀のオランダのチューリップ騒動の話がITバブル崩壊の時にはさかんに話題になり、当時の投資家には「自分の人生ではナスダックの復活はみられない」と見る悲観論が多かった。
そこへ2008年~2009年の金融危機を経験したあとだけに、1980年代、1990年代の市場とは異なり、投資家心理には足元に不透明感が出ると悲観論が浮上するのが昨今の習性である。
このような雰囲気のなかで、来週にはナスダック指数が史上最高値を更新する可能性が考えられる。一部のメディアでは今週中にも新高値更新を予想したところもあったが、シャンパンのコルクは音を立てなかった。
ウォーレン・バフェットが恒例の投資家向けの手紙を週末に公表する。2014年は大きな投資を見送り手元には大量の資金を抱える。循環からすると大型のM&Aが出る時期にきているので、彼がどんな投資観をもつのかが注目点だ。
ユーロ圏の景気、ギリシア、ウクライナ問題も落ちつき先行きは平穏な雰囲気である。
東京市場ではテーマよりも日本株の投資価値の見直しの動きが出てきている。大きなテーマよりも個々の銘柄で、新興市場顔負けのすごいパフォーマンスを出す株が散見される。
ピーター・リンチの「テンバーガー(10倍株)」の誕生である。そのような環境が東京市場には出てきた。
2013年の日経新聞の第一面の記事はアベノミクス関連であったが、最近は変わった。ミクロ面での好材料が目を引く。本日の第一面もそうだ。
有望銘柄の発掘のヒントを与えてくれる。東京市場の存在感が高まる兆しが感じられる。