足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ドル高が進行・・・FOMCは基調を変えず

2014-09-18 06:44:36 | インポート

 焦点の米連銀FOMCの声明文は市場には予想外にフレンドリーな内容と受け止められ株価は反発し、ダウ平均は17000ドル台、S&P5002,000ポイント台を回復した。

 イエレン連銀議長の声明文からの印象は利上げの実現は来年第2四半期か第3四半期で市場の読みどおりと受け止められた。

 反応したのは株価のほかに為替市場で円、ユーロが下落した。円相場は6年ぶりの安値で108円台になった。イエレン議長が注目するのは雇用市場で「改善の余地あり」という見方にFOMCのメンバーが追随した。円相場のトレンドは110円台に向かっている。輸出企業にとっては9月決算を控えて先行きの予想を立てるうえでは好材料である。

 

ソニー(6758)の無配はウォール街でもショックを与えた。韓国、中国勢の攻勢に押されたので携帯電話で反攻に出るがその程度では市場の期待観でない。

 

ウォール街ではインターネット株に売り圧迫が出ている。フェイスブック、グーグル、アマゾン、プライスライン・コムなど大手機関投資家やヘッジファンドの持ち株の多い銘柄である。アリババの公開を控えての売りであるが、一部の売りにトレダーが追随したのか内容は読めないが、公開への期待感の強さを示している。

公開日を金曜日に控えてブルンバーグが運用資産4000億ドル(43兆円)以上の機関投資家にインタービユーしたところ、半数以上がIPO(新規公開)に参加するいという回答を得た。これまでの大型のIPOでもあまり例をみない関心の高さであった。

 

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アップル、アリババに関心

2014-09-11 05:11:36 | インポート

 

この日はウォール街にとっては大きなイベントの日でアップル(AAPL)の待望の新製品Phone7と腕時計端末(ウェラブル・ウォッチ)が発表された。事前の読みとは大きな違いはなく、一時は売られたが後半は反騰に転じた。

 

919日にNY市場でIPO(新規公開)されるアリババ(BABA)のロードショーがニューヨーク、ボストンではじまった。6社の幹事証券団の300人の社員にも説明会を行った。世界最大のインターネット企業のIPOで、早くも大きな人気が公開株に集まっている。IPO価格は$60~$66と仮設定されたが、事前の強気予想よりも50%も低く、2012年のフェイスブックでの失敗を繰り返さないという決意が会社の馬雲会長の判断には明快にみられる。

 日本からも初日の売買には参加できるはず、投資を考えたい。

 

ウォール街では公開による入手資金でのアリババのM&Aの候補銘柄探しが始まった。意外な話は大株主の米ヤフーの買収の話が出ていることだ。両者が合同でこれまで弱いメディア関連に進出するというのは興味のある話だ。この場合には米ヤフー株はさらに上がる。

 またこれまで話題にならなかったモバイル分野でのSNSゲームにも食指を動かせることは確実だ。昨日、話題として出ていた。

 

最近、大きく下落したSNSゲーム関連もこの視点で再評価される時期がくるかもしれない。それは別としてミクシィ(2121)、コロブラ(3658)、Klab(3656)が押し目買いの時期にきた。高値から40%近い下落はチャンスである。

 

 

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S&P500は新値を更新

2014-03-01 09:19:40 | インポート

昨日のNY株はS&P500が新値を更新した。

ウォール街には大きな高揚感もなく静かな上昇であった。2月はダウ平均が+3.9%、ナスダック指数が+4.9%、S&P500が+4.0%であった。

これに対して日経平均は-0.49%とNY株に比べて上昇相場は失速した。

世界の投資家の関心事はウクライナでの政情の混乱にある。1997年にモスクワを訪れた帰途、同国に立ち寄った。当時はソ連連邦が解体され独立国になった時期で、国民の生活は貧困なままであった。ロシア株が活況のときで欧米の投資家の目がウクライナなど周辺国にも向っており、米国の機関投資家の資金が同国に流入を始めていた。モスクアで過ごした緊張の1週間に比べ、ウクライナでの滞在は気分が休まる時間であった。

あれから16年が経過したが国内の豊かな資源を背景に経済は立ち直ってきた。経済力が回復する過程では通過しなければならない、国内の政治体制の混乱が起こっている感じである。ロシア訪問の帰路、ウクライナに立ち寄ったのは旧ソ連邦での大国であったからだ。

ウクライナの政情不安は新興諸国の経済が立ち直るときに、多くの国々が経験してきた政情不安の一つである。中東での混乱に続いて起こった。

いままであまり問題にされなかった旧ソ連連邦の国家の混乱が、新たな地政学的なリスクに拡大しないか懸念材料の一つにはなってきた。

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腰をいれてオリンピック関連株の探求

2013-09-14 09:44:10 | インポート

ォール街での相場展開は強いという一言につきる。

懸案のイラク問題は米ソの話合いで空爆が回避されそうだし、日米欧の景気の基調に下振れの心配が薄れてきたし、中国をはじめ新興諸国の株価にも底入れ感が出てきた。

昨日の話題はツイターのIPO(新規公開)である。申請の段階に入り3ヵ月半以内に公開が実現しそう。経営者が公開に踏み切った最大の理由はNY株の落ち着きと、昨年5月に公開したフェイス・ブックの復調がある。一時は公開値を大幅に割り込み$19まで下落したが先週は$40台に乗った。フェイス・ブックは昨年5月に公開されたが公開後$40台に瞬間乗せたものの、その後は$19まで落ち込んだ。しかし最近は高値を奪回し、ここへいきて大手証券の買い推奨が目立ち始め目標値を$50台にするところも出てきた。

公開前に異常な人気でIPO価格の決定が過大に評価されたことと、フェイス・ブックのビジネスモデルをモバイル向けに転換するという構造変化が起こったからだ。しかし市場が読んでいた将来は間違いでなく業績の停滞はほんの一時期で終わった。スピード感のある展開で、ザッカーバーグのさすがの経営力である。

ツイッターの経営者の公開への踏み切りは市場でのネット株人気の好転がある。今回の公開では投資銀行も慎重になりフェイス・ブックのような短期的な異常人気が避けられると思う。

東京市場ではオリンピックの関連株ならなんでも飛びつくという人気は一巡した。

来週からはファンダメンタルのともなう人気株が出てきて、すくなくとも2~3年は続く動きが始まるだろう。

そのような銘柄の物色を始めたい。

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バイロン・ウィン「日本は例外で上がる」

2013-08-05 08:34:44 | インポート

 バイロン・ウィンといえば毎年末に「新年の驚き10大予測」を発表し、彼のフアンからは長年にわたって支持されてきた。

先週、バロンズ誌に寄稿したが「ことし後半には米企業収益が伸び悩みNY株は天井圏にはいる」という慎重論を出した。現在のNY株は好業績を背景に堅調だが息切れの可能性が高いとみる。彼の慎重論はいささか意外である。

 だが「日本は例外で驚きが続く。アベノミクスによる金融、財政政策が2014年にはデフレからの脱出を実現する。日本の経済規模は米国の半分だが、日銀は月間600700億ドルの債券購入を行っている(米国は850億ドル)。最近の選挙での大勝で一段の景気刺激策の発動を行う」と強気である。年初のサプライズ予想のなかにも日本株への強気論がちゃんとはいっていた。しかしアベノミクスは含まれていなかった。

 

またソニーの大株主になったヘッジファンドのダン・ローブ(サードポイント)は直近のレポートで「最近の選挙の勝利で安倍政権は経済と企業の近代化を図り、これから他国もそれに追随するだろう。ソニーはその恩恵を受ける企業の代表」と日本株とソニー買いを世界の投資家に再び強調した。

 多くのヘッジファンドと異なり彼の運用には透明性があり、毎月、現在の運用戦略を短文で明快に市場に伝えている。

 週末にオリンパス(7733)と朝日インテック(7747)の決算発表がある。医療機器の人気株になる候補だ。

 

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