足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

相場の好循環はじまるか

2013-06-29 09:23:13 | 株式

 

NY株は3日連騰で終わった。

 

連銀の出口戦略論を巡って変動してきたが、この日はで再び9月説が浮上し相場の上昇を抑えた。機関投資家にとっては20013年の前半の成果を左右する日だが、お化粧買いは見らえず自然の流れのまま、市場には緩和政策の解除の見方が残る。

 

このような環境だが日本株には悪くなかった。円安トレンドの継続で、米10年国債の金利の高止まりが影響する。

 

ことし5月下旬まで、東京市場はNY株の動向に関係なく上昇相場が展開した。

 

大きな材料は円安の進展で100円台が予想を上回るスピードで実現したこと。

 

アベノミクスが為替に影響を与えてきた。

 

このサイクルが5月下旬以来、途絶えていた。しかし7月はいよいよ選挙の時期にはいる。安倍政権には個人消費の好転を下支える必要がある。

 

円相場、株価にはサプライズが再び必要になってきた。

 

円相場はそれを先見しはじめた感じである。

 

最近は日経新聞のトップ記事にはミクロ面での注目材料が続出する。政府から出る材料を上回る。宅配便のヤマトホールディングス(9064)やLIXL(5938)の同業の米最大手アメリカンスタンダードの買収である。これまでの常識を破る成長戦略が実現しはじめた。

 

話は代わるが「トリトンスクエア通信」で注目したLXIL,任天堂(7974)、リゾートトラスト(4681)、ファンコミュニケーションズ(2461)に注目を続けたい。

 

(お断り)海外出張のため本ブログは78日(月)まで休載します。<o:p></o:p>

 

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相場の好循環はじまるか

2013-06-29 09:23:06 | 株式

 

NY株は3日連騰で終わった。

 

連銀の出口戦略論を巡って変動してきたが、この日はで再び9月説が浮上し相場の上昇を抑えた。機関投資家にとっては20013年の前半の成果を左右する日だが、お化粧買いは見らえず自然の流れのまま、市場には緩和政策の解除の見方が残る。

 

このような環境だが日本株には悪くなかった。円安トレンドの継続で、米10年国債の金利の高止まりが影響する。

 

ことし5月下旬まで、東京市場はNY株の動向に関係なく上昇相場が展開した。

 

大きな材料は円安の進展で100円台が予想を上回るスピードで実現したこと。

 

アベノミクスが為替に影響を与えてきた。

 

このサイクルが5月下旬以来、途絶えていた。しかし7月はいよいよ選挙の時期にはいる。安倍政権には個人消費の好転を下支える必要がある。

 

円相場、株価にはサプライズが再び必要になってきた。

 

円相場はそれを先見しはじめた感じである。

 

最近は日経新聞のトップ記事にはミクロ面での注目材料が続出する。政府から出る材料を上回る。宅配便のヤマトホールディングス(9064)やLIXL(5938)の同業の米最大手アメリカンスタンダードの買収である。これまでの常識を破る成長戦略が実現しはじめた。

 

話は代わるが「トリトンスクエア通信」で注目したLXIL,任天堂(7974)、リゾートトラスト(4681)、ファンコミュニケーションズ(2461)に注目を続けたい。

 

(お断り)海外出張のため本ブログは78日(月)まで休載します。<o:p></o:p>

 

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ウォール街ではハト派が動く・・・米連銀の政策

2013-06-28 07:41:00 | 株式

 

ウォール街ではハト派の反撃がはじまった。

 

NY連銀のダッドリー総裁が講演で「金融政策の転換の見通しは間違い」と語った。アトランタ連銀のロックハート総裁は「市場はバーナンキ議長の言葉を誤解しでいている。債券購入の縮小は考えていない」と語った。26日にリッチモンド連銀のラッカー総裁が「向こう3年間の景気は不透明。政策の転換は考えていない」と語った。

 

この3人は連銀の有力メンバーは、これまでバーナンキ議長の政策決定に大きく貢献してきた。これらの一連の見方は「債券の買い付け縮小」の話を一蹴した。

 

株価は好調な景気指標の発表もあって2日間の3桁の上昇になった。先月のバーナンキ議長の議会証言後に市場に出てきた出口戦略は、本日はハト派に追いやられた。NY株は東京市場と異なり足取りのしっかりした上昇相場に戻った。相場の中味は金融、ハイテクなどに注目が集まった。

 

東京市場は先月22日の日経平均15627円をピークとする弱気市場の渦中にある。

 

しかし相場展開は大幅に下押した銘柄を中心に反騰している。気にしていた海外の株式相場の反騰も好感した。

 

弱気相場のなかでも昨日の日経平均の対25日移動平均の乖離率は-0.84%と均衡点に近づいてきた。

 

押し目買いの時期だ。

 

リゾートトラスト(4681)に注目したい。48ヵ所ある旅館・ホテルは景気の回復の恩恵を受けるし、

 

所有している不動産の価値も上昇が見込まれる。

 

株価の10年間のチャートをみる10倍になった。そのビジネス・モデルは先行きにも生きている。

 

向こう10年でも数倍になる可能性がある。海外でもこの種の銘柄の人気は高い。

 

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バーナンキに反論する株価

2013-06-27 07:30:07 | 株式

 

米国の第1四半期のGDPの確報値が+1.8%(速報値+2.4%)と大方の予想を下回り、ことし後半に金融政策の変更の見方が大きく後退し、株価は2日間、100ドル以上の続伸になった。

 

連銀FOMCのメンバーであるラッカー(リッチモンド連銀総裁)は「年内に政策変更を考えるような経済環境にはない」と講演で述べた。ハト派の勢いに市場は追随した。

 

海外でも緩和政策の継続を表明する中央銀行の首脳が散見された。ECB(ヨーロッパ中央銀行)や中国人民銀行である。先週来のバーナンキ議長の出口戦略への反論が目立つ。

 

金相場が20102月以来の安値になった。金市場からの資金の流出が目立つ。金融・証券市場の安定化が金相場の軟調の主因である。

 

ウォール街では銀行株が買われた。

 

リーマンショック後に米国の大手銀行株に投資を始めたが、成果は市場平均を上回る。具体的にはウェルズ・ファーゴ(WFC)とバンク・オブ・アメリカ(BAC)でバフェットに倣って買った。足かけ5年間の投資だが、米金融株の投資銘柄としての安心感を実感している。この経験は貴重である。米国株に関心のある投資家には金融株への投資をぜひお勧めしたい。

 

現在のバフェットの運用ポジションの40%が金融株への投資である。投資の神様を崇める一つの方法でもある。

 

東京市場ではテクニカル指標の売られ過ぎが散見される。騰落指数の25日移動平均が68%になった。510日には152%であった。

 

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ウォール街に押し目買い人気

2013-06-26 07:41:19 | 株式

 

ウォール街のセンチメントに変化の兆しがみえる。

 

この日は景気回復のけん引役である住宅関連の好調な指標が出た。ケース/シラー住宅価格指数(4月)が前年比で+12.1%とフタ桁台の上昇、5月の新築住宅の販売が前年比で+2%になった。

 

住宅市場の回復で個人信頼感指数が20081月以来の高水準になった。リーマンショック前の数値である。住宅市場の好転は個人の先行きのセンチメントに大きく影響する。

 

新しい問題は中国金融市場への懸念である。この日は中国銀行が市場介入したとのウワサが流れ上海株が下げ渋ったことも注目された。

 

現在のウォール街の懸念材料は米連銀の金融緩和の出口戦略と中国の金融問題に移った。1年前のユーロ問題がECBのドラギ総裁の「危機対策にはあらゆる選択肢を持つ」という政策で落着いたが、今度は米国と中国に心配の種が向かう。リーマンショック→ユーロ危機と株価の行く手を阻んできたが、再び新しい問題が浮上した。

 

しかし今回は強力な米連銀と中国銀行が控えているだけに、これまでの危機とは異なるという見方もある。

 

NY株は5月下旬から調整局面にはいったが、東京市場の天井と一致する。

 

ウォール街の一部では今回の相場の行く手は日米の相場がカギをにぎるとみる。アベノミクスが久しぶりに東京市場に世界の投資家の目を向けた証明である。これまで出遅れいた国際的な投資家が日本株の押し目買いをするかどうかに注目したい。

 

われわれは調整の先頭を切ってきた自動車株に再び注目を始めた。

 

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