足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

世界最大ヘッジ・ファンドのスイスでの会合

2020-01-31 17:33:14 | 投資戦略
短期間に自ら運用する巨大ヘッジファンドを育て上げたレイ・ダリオは「突如に拡大した新ウイルスであるコロナウイルスについて「その出現が投資家の関心を安全資産である金、債券、安全通貨ドルに向けた。それが相場にどれぐらい影響力があるかを判断することが不可能であった。急いで宿題として自宅の勉強部屋に持ち込んだ。」と語る。
材料としての評価が正確にできず、病気の流行が沈静化しても、悪材料としてこんごの評価が難しいというのが本音であった。
その評価を的確にできないヘッジファンドの運用者には大きな難問にぶっかった。
レイ・ダリオは冷静に問題に対処して、大きな相場から被害を切り抜けた。
先週、スイスのダボスで開催されたヘッジファンドの年次会合で講演し「新しい悪材料の発現だが、これまでからこの種の問題を切り抜けてきた」とすでに問題は山を越えたという自信をもった。これまでから、この種の難題をくぐりぬけて、短期間に世界最大の機関投資家を作りあげてきた。
これまでの経験則から「株式は買い場」と判断して、出動した。

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世界最大ヘッジ・ファンドのスイスでの会合

2020-01-31 17:33:14 | 投資戦略
短期間に自ら運用する巨大ヘッジファンドを育て上げたレイ・ダリオは「突如に拡大した新ウイルスであるコロナウイルスについて「その出現が投資家の関心を安全資産である金、債券、安全通貨ドルに向けた。それが相場にどれぐらい影響力があるかを判断することが不可能であった。急いで宿題として自宅の勉強部屋に持ち込んだ。」と語る。
材料としての評価が正確にできず、病気の流行が沈静化しても、悪材料としてこんごの評価が難しいというのが本音であった。
その評価を的確にできないヘッジファンドの運用者には大きな難問にぶっかった。
レイ・ダリオは冷静に問題に対処して、大きな相場から被害を切り抜けた。
先週、スイスのダボスで開催されたヘッジファンドの年次会合で講演し「新しい悪材料の発現だが、これまでからこの種の問題を切り抜けてきた」とすでに問題は山を越えたという自信をもった。これまでから、この種の難題をくぐりぬけて、短期間に世界最大の機関投資家を作りあげてきた。
これまでの経験則から「株式は買い場」と判断して、出動した。

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アメリカン・ドリームは消えず

2020-01-30 11:31:08 | 投資戦略
相場の先行きについてジョージ・ソロスと、かつての相棒であったスタンレー・ドラッケンミラーが、相場の先行きについて警報を鳴らしはじめた。
最近はときとして先行きには慎重な警報を鳴らすケースが多いが、市場は特にドラッケンミラーの価値観には大きな関心を寄せる。ソロスの相棒として活躍していた時代は過ぎたが、最近は引き続き運用の第一線で活躍し、相場の動きに的確な見通しを発して、熱烈なフアンが多い。
ドラッケンミラーは大統領戦では反トランプ大統領派で、大統領の出現には一貫して反対してきた。痛烈な大統領の再選の論陣をはってきた。
ドラッケンミラーは60歳代になったが、いまなお好調な運用成果を挙げ、運用業界でも高い評価を上げてきた。投資家はトランプ大統領の政策運営には真っ向から反対しているが、現在の選挙の流れからはトランプ大統領の再選は決定的である。
選挙では反トランプ派が当選しても、現下のウォール街ではトランプ支持派の優勢が崩れておらず、ヘッジファンド運用で1兆円以上の個人資産を築き上げた運用者の大統領選での勝利は崩れない。現実主義で矛盾した考えを持つ。
もとは資金なしの運用者が、成果の好調のおかげで、短期間で一大成金が誕生するのが、米国の資本主義である。
時代が代わっても資産運用で成功した成金が育つのがウォール街だ。
資産家のメドは1兆円だが、いずれは10兆円時代の到来がすぐそこに見えている。
アメリカンドリーム時代は資産の規模を大きくして発展を続ける。
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調整幅は大きくない・・・・NY株

2020-01-28 11:23:00 | 投資戦略
NY株は昨年10月以来の大幅下落を記録した。
マイケル・ウィルソン(モルガン・スタンレー)は「相場は調整局面にはいった。昨年10月以来の下落である。相場のテク二カルな調整局面はピークから10%下落が常識だが、調整は半分の5%で終わるだろう」と先行きの見通しを発信した。
今回の下落のきっかけは中国でのウィルスの発生で、経済のファンダメンタル要因ではない。それだけに相場には突発的な要因であった。
中国の海外旅行の規制の影響が一時的に景気に影響を与えるが、当局の対策によってウィルスのかくはんは時間の経過とともに解消される。景気の動きが一時的に立ち止まるが、株式相場に与える影響は短時間で解消される。
相場の調整を10%下落と見込む向きもある。いまのところ2,800人が感染し80人が死亡した。中国もこの種の感染には、これまで対策を講じてきただけに、海外への波及には対策が進んでいる。
マイケル・ウィルソンは「この種の材料の影響については米連銀が金融システムの混乱がないように監視し、万全の対策を用意している」としていると楽観的だ。
NY市場では引け後の株価は上昇。ウィルス問題は一時的な材料とみて下値には買い物がはいった。
市場の関心は今週から本格的に発表される2019年12月決算の内容に移った。
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ドラッケンミラーのトランプ大統領観

2020-01-27 17:55:52 | 投資戦略
これまで強気の代表であったアート・ホーガン(ナショナル・セキュリティ)が慎重論に転換しウォール街で注目を集めている。「S&P500は5%下落する」と、彼はこれまでの強気を慎重論に転換した。「相場は好材料を織り込んだ。企業業績が予想より悪化する場合の株価の反動安が大きくなった」とみる。
しかし先行きに弱気に転換したのでなく、目先の押し目での買いポジションを増やすためにキャシュポジションを高めたと解説した。これまで投資のタイミングが巧みであっただけに市場では注目度が高まる。
ソロスと並んでヘッジファンド業界のたち役者になったドラッケンミラーは「トランプ再選よりも、ウォーレン新大統領の出現の方がアメリカの将来にはプラスだが、市場は目先の人気を買ってトランプを選ぶ」と批判的である。
現在のウォール街でのトランプ大統領の人気が圧倒的に高い。米国経済の好調、相場の上昇の立役者という印象がウォール街で根強い。

引き続きトランプ相場の展開が続く
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