足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株は2-3年は上がる…ラズロ・Birinyi

2009-09-30 08:20:52 | 株式

昨日はジョージ・ソロスの無二の親友のバイロン・ウィンの「年末にはSP5001,200になる」という話を取り上げたが、本日はブルンバーグにラズロ・Birinyiが登場したので取り上げよう。

ソロモンブラザーズのトレーディング・デスクで活躍し、独立して投資レターと資金運用を経営。彼がユニークなのは市場への資金の流れの分析の第1人者で、徹底した需給分析で相場の方向を予想する。ことし5月に「SP5002?3年以内に1,700まで上がる」と発表したことだ。

200710月のNYダウ平均が1万4000ドル台に乗せたときには金融危機を的確に予想した実績をもつ。

昨日のブルンバーグTVで「上昇相場の足どりは確かだ。相場はPERE(利益)が予想以上に好調なことを暗示している。景気の回復は市場が予想しているよりも好調だ」と語った。

彼はニュースレターの出版とともに資金運用も行っている実践家だ。

来週からいよいよウォール街では第3四半期の決算発表が始まる。昨日も半導体メモリーの最大手マイクロン・テクノロジーが「半導体不況は終わった。業績の回復が始まった」と発表した。決算は赤字であったが、事前のアナリスト予想に比べて半減した。

目先、NYダウ平均が戻り高値(9829ドル)を抜くのは時間の問題になってきた。

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欧米が株価をリード・・・年末、S&P1200になる

2009-09-29 08:01:49 | 株式

ウォール街が反発しNYダウ平均は9787ドルと、先週月曜日の戻り高値9829ドルに迫った。

昨日の世界の株価は日本をはじめアジア株は安かったが、ヨーロッパ、米国が反発した。

3月以来、押し目を買えば必ず成功した」という自信をもった投資家が買い出動した。現在の欧米の株価には、小手先の投資テクニックは必要がない。先行きに対してウォーレン・バフェット流の投資哲学が成功への道である。

米商務省によると企業の手元には15000億ドル(148兆円)の資金が滞留している。即効性のある成長戦略に、その資金がMAに向かう。昨日は薬品のアボット・ラボラトリーズ、事務機のゼロックスが現金でMAを実行し、市場人気に拍車をかけた。株式市場の合理性を実証した。

相場の内容はダウ平均の銘柄のうち28銘柄が上昇したが、業種ではハイテク、金融の好調が目立つ。

ジョージ・ソロスの無二の親友のバイロン・ウィーン(ブラックイストーン副会長)が「年末のSP5001200になる」と再度、強調した。現在の水準から+13%の上昇である。毎年、「翌年の予想外の出来事10」を発表してきた。昨年末のSP500800台のときに思い切った強気予想を出し、世間は「まさか?」と首をかしげたが、先行き相場の上昇に拍車がかかるとみる。

目標が夢でなくなってきた。

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.制がん剤の開発企業の評価

2009-09-28 21:00:25 | 株式

9月初めにはNY株には、10%の調整が起こってもおかしくないという見方がウォール街の一部にはあったが、先週末までは前月比ではプラスで、調整らしい調整もなく経過した。

しかし昨日の東京市場は826日の高値から6.3%の下落になった。

今回の調整は日本固有の材料で、先週の野村証券の5,000億円を超える時価発行、G20での藤井財務相の円高容認の発言という不測のものだ。NY株の調整の観測を東京市場が肩代わりするという皮肉な結果になった。

世界の株価の2010年に向かっての上昇トレンドにはいささかもヒビははいっていない。

こんなときは、3月以来の株価上昇のリード役になってきた銘柄の売られ過ぎたところを狙うのが戦略である。売られ過ぎの評価は25日移動平均との乖離率の大きい銘柄に注目する。

さて、大型連休前の17日に公開された新興市場のキャンバス(4575・マ)は公開以来、いいところがなかった。

「トリトンスクエア通信」では高く評価したが、初値がIPO価格に対して+77%と3,730円で寄り付き、過熱感で反動安となった。

この銘柄の評価は難しい。利益を生み出す可能性がわれわれには推計不可能である。ただ癌細胞の増殖をストップさせるG2という関門に注力したという点には専門家でないわれわれにも新鮮味があった。それに日本で唯一のグローバル・プレイヤーの武田薬品が評価して資金を投じたことに注目したい。本日の時価総額は88億円。

これに対してバイオ関連のベンチャーはテラ178億円、メディネット85億円、アンジェスMG174億円、オンコセラピー362億円、そーせいグループ199億円。

キャンバスの、この分野での開発は世界最大の医薬品メーカーを抜いてトップという評価もある。

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過熱感は薄れる

2009-09-27 18:15:28 | 株式

今月は日経平均が-2.2%、NYダウが+1.7%と日米とも大きな動きはなかった。NYダウ平均は今回の上昇相場での戻り高値をつけたが、日本は8月下旬の高値を抜けなかった。

9月は月初来、なんとなく7月までの相場の勢いをなくして相場の人気の新しい柱も出現しなかった。4~6月の第2四半期の業績の増額修正も大きなインパクトを株価には与えなかった。

今週のウォール街では金曜日の9月の雇用統計の発表が最大の関心事である。

連銀のバーナンキ議長が景気の底入れの兆しに言及し、ガイトナー財務長官もそれに追随した。しかし9月後半の景気指標は8月までの回復の勢いに一服感が出てきており、相場の上昇のエネルギーに活をいれるようなことは少なかった。

102日の雇用統計では失業者数は18万人の予想で8月の216000人より減少する。ただ企業の新規雇用の勢いは鈍く、失業率は9.8%と今回の景気後退局面では最悪の数字になる予定。

米国企業の第3四半期(7~9月)の決算は10月第2週から始まるが、それが相場の先行きの好材料になるかどうかが、日米の株価の最大の関心事である。

東京市場では相場の過熱感は消えてきた。特にこれまで注目してきたハイテク、不動産、薬品などの日々の株価と25日移動平均の乖離率がマイナスになる銘柄が増えてきた。

個別物色の戦略で行く方針。

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ウォール街でIPO(新規公開)人気

2009-09-25 08:28:50 | 株式

ウォール街ではIPO(新規公開)人気がよみがえってきた。

昨日はバッテリーのA123システムズ(AONE)が公開された。IPO価格$13.50に対して$20.10で終わった。

ブック・ビルディングの価格帯は$8-9.50であったが、需要が強く高値で決まった。ハイブリッド用のバッテリーのメーカーで2001年に設立された若い企業だ。

これまで米国はこの分野ではアジア勢に押されて、市場は遅れていた。公開説明会では立ち見席ができるほど人気があったという。いよいよ米国も本腰をいれてこの分野へ進出してきた。最近、オバマ政権の景気刺激策の一つとして、A12325000万ドルの資金援助を受けた。官民あげて電気自動車へ力を入れ始めた。

注目されるのはウォール街でIPO人気が復活してきたことだ。この日は、ほかに5社が公開された。

また金曜日には3社、向こう2週間で8社がデビユーする。ウォール街のセンチメントの好転であるとともに、チャンスがくれば一気に人気がでるという市場の柔軟性には驚きだ。

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