行動心理学者B・F・スキナーの人間の本性のひとつとして「プラスの経験によって喜びや満足感を得て、また同じことを繰り返したくなる。ハイテク製品や技術を使ってプラスの経験をした人は、同じ製品や技術を買いたくなる」と、この行動学的な側面を「プラスのフィードバック」と名づけている。
また「人間はひとつの方法を身に付けると、他の方法を学ぼうとしなくなる。ハイテクやソフト・ウェアーの利用者にはこの傾向が顕著にみられる」として、この行動を「ロック・イン」と名づけた。
年末商戦をみていてこのことは株式戦略に適用できるとおもった。
ここ1~2年は家庭用ゲーム機器の世界は再び下克上の時代を迎える。任天堂、ソニー、マイクロソフトである。上記の行動心理学の理論を適用すると、「どこが勝者になるか?」
これまで任天堂関連に注目した。まず半導体のメガチップス(6875)、そして次にはDS,Wiiのソフト開発に力をいれるハドソン(4822・HC)である。