足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

行動心理学者からのヒント

2006-12-24 16:53:59 | 株式

行動心理学者B・F・スキナーの人間の本性のひとつとして「プラスの経験によって喜びや満足感を得て、また同じことを繰り返したくなる。ハイテク製品や技術を使ってプラスの経験をした人は、同じ製品や技術を買いたくなる」と、この行動学的な側面を「プラスのフィードバック」と名づけている。

また「人間はひとつの方法を身に付けると、他の方法を学ぼうとしなくなる。ハイテクやソフト・ウェアーの利用者にはこの傾向が顕著にみられる」として、この行動を「ロック・イン」と名づけた。

年末商戦をみていてこのことは株式戦略に適用できるとおもった。

ここ1~2年は家庭用ゲーム機器の世界は再び下克上の時代を迎える。任天堂、ソニー、マイクロソフトである。上記の行動心理学の理論を適用すると、「どこが勝者になるか?」

これまで任天堂関連に注目した。まず半導体のメガチップス(6875)、そして次にはDS,Wiiのソフト開発に力をいれるハドソン(4822・HC)である。