足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

2月第1週は注目点が多い

2005-01-30 21:04:25 | 株式
今週の相場はNY株の動向に大きく左右される。ウォール街ではさまざまな材料が出てくるからだ。
なによりもの関心事はイラクの選挙がどうなるか?大きな事件も起こらずにすむかどうかが、最大の関心事である。無事に終わるようなら、短期的にはなによりもの好材料にはなる。問題が発生すれば原油相場に影響が出る。NY株には悪材料である。
2月1~2日は連銀のFOMC。0.25%の利上げはすでに相場には織り込まれている。関心事は声明文にある。グリーンスパン議長が先行ききをどう見ているかに、投資家の関心が集中している。
第4四半期の決算は峠を超えた。それでも今週は月曜日がディズニー、火曜日が検索エンジンの大手グーグル、水曜日はアマゾンの発表。いずれも業界を代表する企業だけに、その動向が関連株には影響を与える。
日米とも1月相場は不発に終わった。
10月に底入れしてから足掛け3ヶ月の上昇になったが、1月は調整するのも当然であったと割り切る向きもある。
日本も1月は不発。上昇したのは新興市場だけであった。相場は今年は「節分天井」ならず、「節分底」になるかどうか、今週の相場が転換点になれば、1月の不発分を取り戻す可能性はある。それでも戻りには大きくは期待は持たないつもりだ。戻りは売りあがる方針をとりたい。
私の関心事は2月に公開される銘柄の中から、短期のチャンスを狙うことだ。