足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

今週、取り上げた銘柄

2005-01-20 18:09:18 | 株式
今週の「トリトンスクエア通信」ではNECフロンテイア(6705)とケイブ(3760・HC)に注目した。
「数日前から目先は手をすかすこと書きながら、注目株を出すというのは?」と首をかしげられる向きもあると思う。
年初来、日米ともなかなか昨年末の株価水準を越えることが出来ない難しい環境。こんなときは目先のトレーディング資金も半分ぐらいに絞ることをいつも心あがけてほしい。それが投資方針であるが、あえて銘柄を選んだのは、それぞれに別々の考えがあってのことだ。
まずNECフロンティアは、ことしはハイテク株が低迷しても(そのようにみているが?)、逆の動きが期待できるとみる。
IP電話が米国向けに大きく伸びそうだし、市場として大きく離陸する。手元のインターネットのヤフー・ファイナンスかCNN・MONEYのページを開いて(出来れば英語のページ)、アバヤ(チッカー・シンボル=AV)の株価チャートを見ていただきたい。昨年9月から50%上昇した。ウォール街がIP電話関連に大きな関心を持っていることがわある。向こ6ヵ月で30%高を狙うつもりで取り上げた。アバヤは米国での競争相手である。NECフロンティアは今日は下がったので、押し目を狙う。
ケイブは昨年12月24日に公開した、携帯電話のコンテンツ提供。マニア向けでNYのブルー・ノートと契約してそのジャズを「着うた」にしたり、NYの近代美術館のコレクションを「壁がみ」に使う。発想がおもしろい。目先に注目するのは分割を期待するからだ。大株主の日本エンタープライズ(4829・HC)は大幅分割で大きく人気がついた。