バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗悪性腫瘍剤およびその製造方法と用途 大村智ほか(北里研究所)

2015年10月05日 | 癌 ガン がん 腫瘍
特許権者:学校法人北里研究... 発明者:供田洋 他4名
登録番号:5718450 号  登録日:2015/03/27

本発明は、悪性腫瘍のような細胞の増殖異常等に起因する疾病の予防や治療に有用な、新規3787-5-1物質およびその製造方法と用途に関する。ヒトの身体を構成する細胞は、分裂・増殖とアポトーシスを繰り返しており、正常な状態では細胞数をほぼ一定に保つような制御機構が働いている。しかし、遺伝子変異等によりコントロールを失うと、細胞は無制限に増殖し、腫瘍が形成される。腫瘍には良性... Astamuset特許資料 

WO 2012118068 A1
http://www.google.com/patents/WO2012118068A1?cl=ja




産学連携で北里研究所に250億円を導入した大村智博士

2015年10月05日 | 医療 医薬 健康
産学連携で北里研究所に250億円を導入した大村智博士 ―(上)

産学連携の言葉もなかった時代から始める

大学・研究機関の研究室で生まれた学術的な研究成果を、社会で役立てるため産業現場に成果を移転して実用化に貢献する。これが産学連携である。1990年代から本格的に始まったIT(情報科学)産業革命は、従来の基礎研究の成果が実用化されるまでのタイムラグ(時間差)がきわめて短縮されてきた。発明コラム 2011/09/12


産学連携で北里研究所に250億円を導入した大村智博士 ―(下)

ノーベル賞受賞の有力候補となる

産学連携活動で250億円以上の学術研究費を製薬企業などから北里研究所に導入した大村智博士は、かなり前からノーベル賞受賞者の候補として下馬評に上がっている。大村博士の業績を見ると、生理学医学賞、化学賞、平和賞という3つの分野で受賞する可能性がある。その根拠をあげれば次のようになる。発明コラム 2011/10/07

マクロライド抗生物質の生合成

2015年10月05日 | 医療 医薬 健康
マクロライド抗生物質の生合成 (1)
大村 智, 竹嶋 秀雄
化学と生物 Vol. 15 (1977) No. 5 P 309-315
http://doi.org/10.1271/kagakutoseibutsu1962.15.309


マクロライド抗生物質の生合成 (2)
大村 智, 竹嶋 秀雄
化学と生物 Vol. 15 (1977) No. 6 P 381-386
http://doi.org/10.1271/kagakutoseibutsu1962.15.381


マクロライド抗生物質の生合成 (3)
大村 智, 竹嶋 秀雄
化学と生物 Vol. 15 (1977) No. 7 P 447-453
http://doi.org/10.1271/kagakutoseibutsu1962.15.447



ノーベル医学・生理学賞に北里大特別栄誉教授の大村氏

2015年10月05日 | 医療 医薬 健康
ノーベル医学・生理学賞に北里大特別栄誉教授の大村氏 同賞は利根川進氏、山中伸弥氏に次いで計3人目…医療発展に大きく貢献

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は5日、2015年のノーベル医学・生理学賞を、微生物が作り出す有用な化合物を多数発見し、医薬品などの開発につなげた大村智・北里大特別栄誉教授(80)ら3氏に授与すると発表した。大村氏が見つけた化合物は熱帯地方の風土病の薬などで実用化しており、医療や科学研究の発展に大きく貢献した功績が評価された。(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151005-00000538-san-soci




<ノーベル賞>医学生理学賞に大村智氏…感染症特効薬発見

2015年10月05日 | 医療 医薬 健康
毎日新聞 10月5日

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は5日、2015年のノーベル医学生理学賞を、大村智(さとし)北里大特別栄誉教授(80)ら3人に授与すると発表した。大村氏は土壌中の微生物が作り出す化学物質から有用なものを見つける研究を続け、1979年に寄生虫に効果のある「エバーメクチン」の発見を発表。この物質から、熱帯地方で流行する感染症の特効薬や、家畜やペットの寄生虫治療薬が作られた。これまで発見した480種類以上の化学物質から26種の医薬品や農薬が生まれており、天然物有機化学分野の多大な業績が評価された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151005-00000053-mai-sctch


TPP バイオ医薬品で米豪の協議折り合う

2015年10月05日 | NEWSクリッピング

 TPP=環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合で、最大の焦点のバイオ医薬品の開発データの保護期間を巡り、鋭く対立していたアメリカとオーストラリアの協議が合意に達しました。ただ、乳製品など課題も残っており、甘利経済再生担当大臣が進捗(しんちょく)状況の報告を受けるなど、各国は、大筋合意に向けたギリギリの調整を行っています。NHK News web.,2015年10月5日