バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

臓器の芽を作製する画期的な培養手法確立

2015年04月21日 | 細胞と再生医療
 肝臓や膵臓などさまざまな器官を再生するための立体的な器官の芽(原基)をつくり出す、新たな培養手法が発見された。再生医療を進めるための画期的な技術として注目される。

 発見したのは、横浜市立大学大学院医学研究科の武部貴則(たけべ たかのり)准教授と谷口英樹(たにぐち ひでき)教授、埼玉大学大学院理工学研究科の吉川洋史(よしかわ ひろし)准教授らのグループ。研究成果は、米国科学誌「Cell Stem Cell」に4月16日掲載された。SciencePortal.,2015年4月17日

精原幹細胞のインビトロ増殖方法

2015年04月21日 | 医療 医薬 健康
出願人: 国立大学法人京都大学
発明者: 篠原 隆司, 篠原 美都

出願 2006-290111 (2006/10/25) 公開 2008-104401 (2008/05/08)

【要約】【課題】従来法よりも高い増殖効率で、精原幹細胞を増殖させることが可能な方法を提供すること。【解決手段】PDGF−C又はGDF11を含む培地中で精原幹細胞を培養することを含む、精原幹細胞の増殖方法。本発明の方法を用いれば、従来法と比較して高い増殖効率で精原幹細胞を増殖させることが可能となる。本発明の方法を用いれば、精原幹細胞への遺伝子操作に要する時間が短縮されるので、より高い効率でトランスジェニック動物やノックアウト動物を作製できることが期待される。 特許資料>>astamuse 2008



雄性生殖系列幹細胞のインビトロ増殖方法

2015年04月21日 | 医療 医薬 健康
出願人: 国立大学法人京都大学
発明者: 篠原 美都, 篠原 隆司

出願 JP2007055213 (2007/03/15) 公開 WO2007108393 (2007/09/27)

【要約】本発明は、FGFを含む培地中で雄性生殖系列幹細胞を培養することを含む、雄性生殖系列幹細胞の増殖方法を提供する。本発明の方法を用いれば、動物種の差異に左右されず、安定して効率よく雄性生殖系列幹細胞を増殖させることが可能となる。また、本発明の方法を用いれば、精巣細胞が由来する動物の齢の差異に左右されず、安定して効率よく雄性生殖系列幹細胞を増殖させることが可能となり、特に出生前動物の精巣細胞から高効率で雄性生殖系列幹細胞を樹立することが可能となる。 特許資料>>astamuse 2007



魚の胚で毒性検査、中国企業にスイス発明展グランプリ

2015年04月21日 | 医療 医薬 健康

【4月20日 AFP】スイスのジュネーブ(Geneva)で開催された世界最大規模の発明品の見本市「ジュネーブ国際発明品展(International Exhibition of Inventions of Geneva)」で、魚の胚の反応によって有毒物質を検出する手法を開発した中国企業が、最優秀発明品に授与されるグランプリを獲得した。

 グランプリを獲得したのは、香港(Hong Kong)に本社を置く関於水中銀生物科技有限公司(Vitargent International)。AFP BB News.,2015年04月20日

慶大、活性酸素の増加による胃がん発生の仕組み解明

2015年04月21日 | 医療 医薬 健康
慶大、活性酸素の増加による胃がん発生の仕組み解明
-ビタミンC摂取が発生抑制に効果

 慶応義塾大学医学部の永野修専任講師や金沢大学などの研究チームは、胃の中の活性酸素が増えることで胃がんが発生しやすくなる仕組みを解明した。胃の粘膜が炎症を起こす際に発生する活性酸素が、がんの基になる「メタプラジア」の形成に関わることをマウスによる実験で明らかにした。ビタミンCなど抗酸化物質を摂取することで胃がんの発生を抑えられることも示した。日刊工業新聞 2015年04月20日