バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

JNKシグナル伝達経路に対する、細胞透過性のペプチド性阻害剤の種々の、疾病を治療するための使用

2015年03月18日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2014-29875 出願日 : 2014年2月19日
公開番号 : 特許公開2014-111646 公開日 : 2014年6月19日
出願人 : ザイジェン インフラメイション リミテッド 発明者 : ボニー,クリストフ

【課題】JNK阻害剤ペプチドによって治癒することが可能なさらなる疾患を特定し、新規のJNK阻害剤ペプチドおよびその誘導体を、上述の各疾患、およびJNKシグナル伝達に強く関連することがまだ知られていない、または既に知られている疾患の治療のために、使用すること。
【解決手段】JNKシグナル伝達に強く関連する種々な疾患または障害を治療するための、プロテインキナーゼ阻害剤、特に、プロテインキナーゼc-Junアミノ末端キナーゼの阻害剤、JNK阻害剤配列、キメラペプチド、または、これをコードする核酸、およびこれを含有する薬剤組成物を使用する。上記疾患または障害は、自己免疫疾患、心疾患、癌疾患、糖尿病(1型または2型糖尿病を含む)、炎症性疾患、脱毛症(円形脱毛症を含む)、肺の疾患、神経疾患または神経変性疾患、肝臓の疾患、脊椎の疾患、子宮の疾患、ウイルス感染症、および鬱病から選択される。 特許資料>>astamuse 2014

ラクトバシラス・ロイテリのロイテリン産生機構の制御活性化

2015年03月18日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2014-150525 出願日 : 2014年7月24日
公開番号 : 特許公開2014-230541 公開日 : 2014年12月11日
出願人 : バイオガイア・エイビー 発明者 : ロース、ステファン

【課題】細胞培養物の製造の間にグリセロール及び他の物質を添加し、保存及び貯蔵の間に細菌細胞内に産生ロイテリンを維持することによるラクトバシラス・ロイテリ(Lactobacillus reuteri)のロイテリン産生機構の制御活性化方法。特に本発明は、ロイテリンが充填された大量のL.ロイテリ(L.reuteri)の製造と、疾患の予防や治療等の適用、食品の適用等のためのかかる充填細菌の使用とに関する。
【解決手段】ラクトバシラス・ロイテリ細胞培養物のロイテリン産生機構の制御活性化方法であって、
ラクトバシラス・ロイテリ細胞培養物を製造するステップ;
製造の間にラクトバシラス・ロイテリ細胞培養物にグリセロールを添加し、それによりロイテリンを産生するステップ;及び
ラクトバシラス・ロイテリの保存及び貯蔵の間にラクトバシラス・ロイテリ細胞培養物の内部で産生ロイテリンを保持するステップを含む上記方法。 特許資料>>astamuse 2015

iPS細胞の人工神経で機能回復 マウスで成功、大阪市立大

2015年03月18日 | 医療 医薬 健康

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した神経再生を助ける細胞を、チューブ状の「人工神経」に入れてマウスに移植し、損傷した神経を再生し運動機能を効率良く回復させることに、大阪市立大のチームが18日までに世界で初めて成功した。

 けがで手足や指の末梢神経を損傷しても、従来のように別の部位の神経を取って移植しなくてすむほか、再生力の強い治療法の開発につながることが期待できるという。東京新聞.,2015年3月18日

日本の医療界は、世界標準から取り残される 「2023年問題」にどう対応するのか

2015年03月18日 | 細胞と再生医療

東洋経済オンライン
少子化が進み、大学全入時代にある日本で人気が集中する医学部。「資格があり、安定していて収入も高い」というイメージが、将来への不安を抱える若者やその親を医学部受験へと駆り立てる。その日本の医学部を今、襲っているのが「2023年問題」だ。

 激震が走ったのは2010年秋のことだった。アメリカ、カナダ以外の医学部出身者が米国で医業を行う際に資格を発行する機関である「ECFMG」(Educational Commission for Foreign Medical Graduates)が、2023年以降の受験資格を「国際基準で認証された医学部出身者に限る」と明らかにしたことがきっかけだ。msnニュース 2015-03-17

東京医科歯科大など、臓器形成を制御するたんぱく質特定-組織立体化の課題解決に期待

2015年03月18日 | 細胞と再生医療

 東京医科歯科大学難治疾患研究所の仁科博史教授、英国バース大学の古谷―清水誠准教授らの研究グループは、臓器の形成を制御するたんぱく質と遺伝子を明らかにした。従来は別の役割で知られていたたんぱく質で、立体化につながる細胞の張力制御に必須という新たな役割を見つけた。再生医療で組織や臓器の立体化の課題解決につながる期待がある。日刊工業新聞 2015年03月17日