バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

iPS再生医療「大きな一歩」 世界初 網膜作製、難病患者に移植

2014年12月30日 | 医療 医薬 健康

 「夢の万能細胞」を使って病気やけがを治す再生医療が、実用化へ大きな一歩を踏み出した。理化学研究所と先端医療センター病院(神戸市)のチームは12日、さまざまな細胞に成長できる「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」から作った網膜の細胞を、目の難病「滲出型加齢黄斑変性」を患う兵庫県の70代女性に移植した。iPS細胞から作った細胞を人体に入れる手術は世界初だ。手術は成功した。移植後に細胞が、がん化しないかなど安全性を調べることが主な目的。京都大の山中伸弥教授(52)が開発したiPS細胞を利用する再生医療は、新たな段階へと進んだ。産経 SankeiBiz.,2014-09-13

再生医療認定医に379人合格

2014年12月30日 | 医療 医薬 健康









 日本再生医療学会は23日、再生医療に関連する規制や倫理などに精通した学会認定医の選考に379人が合格したと発表した。人体に投与される細胞を安全に培養する技術を持つ臨床培養士の資格は69人に認めた。

 細胞を使った医療の手続きを定めた再生医療安全性確保法が11月に施行され、学会も医療に関わる人たちの質の確保を目指した。資格は来年1月から3年間有効で、近く学会のウェブサイトに有資格者の名前を掲載する。

 学会副理事長の澤芳樹大阪大教授は「更新の際にも必ずセミナーを受けてもらう」と話し、資格取得後も知識や技術の向上を促す考えを示した。培養士に関しては今後、指導者や施設の管理者としての適性を示す上位の資格を創設する構想もあるという。産経 SankeiBiz.,2014.12.23

生体吸収性材料からなるチューブに充填した神経再生材。

2014年12月30日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛

出願番号 : 特許出願2000-271653 出願日 : 2000年9月7日
公開番号 : 特許公開2002-78792 公開日 : 2002年3月19日
出願人 : 株式会社クラレ 外1名 発明者 : 西村 善彦 外3名

発明の名称 : 神経再生用材料

【課題】 安全性、生体適合性に優れ、且つ工業的に生産性よく製造できる神経細胞の増殖および神経組織の再生に有用な材の提供。
【解決手段】 生体吸収性ポリマーおよび神経幹細胞よりなる神経再生用材料、それを生体吸収性材料からなるチューブに充填した神経再生材。 特許資料>>astamuse 2002



遺伝子検査ビジネスは「疫学」か「易学」か

2014年12月30日 | からだと遺伝子

遺伝子検査ビジネスは「疫学」か「易学」か(前篇)
遺伝子でわかること 遺伝子検査でわからないこと

村中璃子 (医師・ライター)

「あなたの遺伝子型の発症リスクは1.2倍」--この意味がわかるだろうか。さらには祖先解析、子供の才能分析まで広がる遺伝子検査に内在する問題とは。WEDGE REPORT 2014年12月15日


遺伝子検査ビジネスは「疫学」か「易学」か(後篇)
「医療」の手前で結びつく遺伝子、サプリ、人間ドック

村中璃子 (医師・ライター)

フルゲノム解析のビッグデータでオーダーメイド医療を行い医療費削減。よく耳にするそんな未来像の前に、具現化しつつある「ヘルスケア」の実態。WEDGE REPORT 2014年12月16日