バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

エイズの患者と感染者 2番目の多さ

2014年03月03日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

去年1年間に国内で新たに報告されたエイズの患者とエイズウイルスの感染者は、合わせて1546人で、過去2番目に多かったことが、厚生労働省のまとめで分かりました。

厚生労働省によりますと、去年1年間に国内で「エイズを発症した」と報告された患者は469人で、前の年より22人増えました。
また、エイズウイルスへの感染が報告された人は1077人で、前の年より75人増えました。NHK News web.,2014年3月2日

造血幹細胞に欠かせぬ遺伝子 京大グループ発見印刷用画面を開く

2014年03月03日 | 医療 医薬 健康
 骨髄で赤血球や白血球を生み出す造血幹細胞に必要な細胞の形成や維持に不可欠な遺伝子を、京都大再生医科学研究所の長澤丘司教授や尾松芳樹助教らのグループが見つけた。白血病や貧血の治療、高品質な血液細胞の製造につながる成果で、英科学誌ネイチャーで3日発表する。京都新聞 2014-03-03

造血幹細胞育てる鍵物質 京大発見、iPS応用も

2014年03月03日 | 細胞と再生医療

 白血球や赤血球のもとになる造血幹細胞を育てる「司令塔役」細胞の形成に必須のタンパク質を、京都大の長沢丘司教授(免疫学)らのチームがマウスを使った実験で発見し、2日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
 長沢教授は「このタンパク質を利用できれば、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、質の良い造血幹細胞を作るのにつながる」と話す。
 司令塔役は「CAR細胞」。骨髄にある造血幹細胞の維持や増殖を担い、機能を調節している。
 CAR細胞は、血液のがんである白血病の進行にも関与するとみられ、治療法の開発に役立つ可能性があるという。徳島新聞 2014/3/3