第55回 日本糖尿病学会 【開催期間:2012年5月17日~19日】
マグネシウム(Mg)摂取量と2型糖尿病発症の関連を検討した疫学研究は欧米で行われたものが多く、また一致した結論は得られていない。そこで九州大学大学院医学研究院環境医学分野の秦明子氏らは、福岡県久山町の住民を対象とした久山町研究の追跡データを基に、Mg摂取量と2型糖尿病発症リスクの関連について検討し、最終日5月19日の一般口演で報告。秦氏はMg摂取量の上昇に伴い、2型糖尿病の発症リスクが有意に低下したと解説した。
マグネシウム(Mg)摂取量と2型糖尿病発症の関連を検討した疫学研究は欧米で行われたものが多く、また一致した結論は得られていない。そこで九州大学大学院医学研究院環境医学分野の秦明子氏らは、福岡県久山町の住民を対象とした久山町研究の追跡データを基に、Mg摂取量と2型糖尿病発症リスクの関連について検討し、最終日5月19日の一般口演で報告。秦氏はMg摂取量の上昇に伴い、2型糖尿病の発症リスクが有意に低下したと解説した。