バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

小胞体ストレスの2元的検査システム

2012年01月21日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物

出願番号 : 特許出願2004-11829 出願日 : 2004年1月20日
公開番号 : 特許公開2005-204516 公開日 : 2005年8月4日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 岩脇 隆夫

【課題】 小胞体ストレスを与えずにIRE1/XBP1経路を活性化する分子や薬剤を探索する手法を提供すること。
【解決手段】 本発明は、(a)XBP1遺伝子と第1のレポータータンパク質をコードする遺伝子との融合遺伝子を含む発現ベクターであって、該XBP1遺伝子がスプライシングを受けた場合のみ、XBP1タンパク質と該第1のレポータータンパク質との融合タンパク質が発現するように配置されている、発現ベクター;および(b)ATF4遺伝子と第2のレポータータンパク質をコードする遺伝子との融合遺伝子を含む発現ベクターであって、該第2のレポータータンパク質をコードする遺伝子が該ATF4遺伝子の真の翻訳開始点よりも下流に配置されている、発現ベクター;が共導入された、トランスジェニック細胞または非ヒトトランスジェニック動物を提供する。これらを用いると、IRE1/XBP1経路またはPERK/ATF4経路の活性化を引き起こし得る物質について、小胞体ストレスの有無を確認することが可能である。明細書pdf >> かんたん特許検索

酸化ストレス:群馬大、可視化に成功

2012年01月21日 | 生命科学 生物誌

 群馬大の岩脇隆夫講師(分子細胞生物学)らの研究チームが、体内の活性酸素が細胞などに損傷を与えて起きる障害「酸化ストレス」を光で確認できるマウス実験に成功した。老化やがん、生活習慣病の一因とされる障害で、岩脇講師は「長期的な実験が可能になり、予防・治療薬開発に役立てられる」と話している。生きたマウスでの可視化は世界初で、19日付の英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)で発表された。毎日新聞(web版)2012-01-20

鳥インフル:世界39学者が研究一時停止 テロ利用懸念に

2012年01月21日 | NEWSクリッピング
 日欧の科学者による鳥インフルエンザウイルス研究について、米政府・科学諮問委員会が生物テロに利用される懸念から論文の一部を削除するよう求めた問題で、東京大医科学研究所の河岡義裕教授ら世界の科学者39人は20日、自主的にウイルスの研究を60日間停止するとの声明を発表した。毎日新聞(web版)2012-01-21

iPS細胞から血小板、臨床試験へ 東大・京大チーム

2012年01月21日 | 細胞と再生医療
 東京大と京都大のチームが、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から血小板と呼ばれる血液成分を作り、止血剤として使う臨床試験(治験)を米国で計画している。2015年に米当局への申請を目指す。iPS細胞の究極的な目標である組織や臓器の再生ではないが、別の形の先進的な臨床応用例となる。朝日新聞(Web版)2012-01-20

細胞を拡大培養するための方法ならびに該方法によって作製される細胞および馴化培地の治療のための使用

2012年01月21日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2009-502327 出願日 : 2007年3月22日
公表番号 : 特許公表2009-531059 公表日 : 2009年9月3日
出願人 : プルリステム リミテッド 発明者 : メレツキ, シャイ 外2名

本発明によって、細胞を拡大培養する方法が提供される。その方法は、胎盤組織または脂肪組織からの接着性細胞を、細胞の拡大培養を支持する三次元培養条件のもとで培養することを含む。また、本発明によって、胎盤組織または脂肪組織からの接着性細胞を、細胞の拡大培養を可能にする三次元培養条件において培養すること、および、拡大培養された接着性細胞の馴化培地を集め、それにより、馴化培地を製造することを含む、馴化培地を製造する方法が提供される。明細書pdf >> かんたん特許検索

臓器の機能の増強

2012年01月21日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2003-545352 出願日 : 2002年11月12日
公表番号 : 特許公表2005-509495 公表日 : 2005年4月14日
出願人 : チルドレンズ メディカル センター コーポレーション 発明者 : アタラ,アンソニー

本発明は、マトリックス材料(例えば、ウエファー、スポンジ、又はヒドロゲル)上に組織特異的又は未分化の細胞を植えることにより生じた小スケールの又は移植物を用いた、臓器機能を増強するための方法及び組成物を提供する。植えられたマトリックス組成物は、のちに移植することができ、そして生体内で臓器補足構造に分化する。植えられた細胞の移植マトリックス上での連続した生育及び分化は、組織内での初期脈管系の形成をもたらす。初期脈管系は、次に、成熟した脈管系に発生することができ、そして追加の培養された細胞集団の生育及び発生を支持することもできる。植えられたマトリックス系を使用することにより、生体内に様々な異なる細胞及び組織を導入することができる。明細書pdf >> かんたん特許検索

がん治療剤  タカラバイオ株式会社 WO2008

2012年01月21日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2008/058568 国際出願日 : 2008年5月8日
国際公開番号 : WO2008/143014 国際公開日 : 2008年11月27日
出願人 : タカラバイオ株式会社 外1名 発明者 : 珠玖 洋 外7名
発明の名称 : がん治療剤

本発明は、下記(A)工程及び(B)工程を包含することを特徴とするがんの治療方法:
(A)患者にリンパ球数減少を伴う処置を実施する工程、及び
(B)上記(A)工程に続いて速やかに患者にリンパ球を投与する工程、
当該治療方法に使用されるがん治療剤及びがん治療用キットを提供する。当該治療方法は、免疫再建療法として、リンパ球数の減少に起因する免疫能の低下が回避されることにより、感染症へのリスクを低減させることができる。明細書pdf >> かんたん特許検索