バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

日本は原発事故きっかけにメンタルヘルス医療の改革を、WHO高官

2011年10月25日 | 医療 医薬 健康
 世界保健機関(WHO)メンタルヘルス部門のシェカール・サクセナ(Shekhar Saxena)氏は24日、東京電力(TEPCO)福島第1原発事故後に心の病の有病率が上昇したことを機に、日本は国内のうつ病に対する古い対応を一新すべきだと述べた。

 ドイツのベルリン(Berlin)で開かれた世界保健サミット(World Health Summit)でサクセナ氏は、自然災害後には災害における心の側面が無視されがちだと語った。AFP BB News.,2011-10-25

鼓膜再生療法の臨床研究 神戸で始まる 

2011年10月25日 | 細胞と再生医療

 先端医療センター病院(神戸市中央区)は、慢性中耳炎やけがなどで鼓膜に穴が開いた患者を対象に、ゼラチンスポンジを使った鼓膜再生療法の臨床研究を始めた。短時間の処置で済むため患者の負担が軽い上、元の状態に近い鼓膜ができるという。
 再生療法は、鼓膜の穴の縁を切り取った上で、ゼラチンスポンジでふさぎ、乾燥と感染を防ぐため血液からつくられたのりで覆う。縁を切り取って傷つけることで幹細胞を刺激、周辺から血管が延び、組織ができあがっていく。神戸新聞 2011-10-24

抗菌薬併用療法の基本と応用

2011年10月25日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
荒岡秀樹

 臨床現場において、原因微生物が判明している感染症を治療する場合(definitive therapy)に抗菌薬を併用する基本的な目的は大きく2つにわけられる。①単剤に比べてよい効果を期待して併用する、つまり相乗効果(synergy)をねらう。②治療する上で原因菌の耐性化を防止するために併用する。AstellasMedicalNet.,2011/08/20

抗変性アルブミン抗体、当該抗体の製造方法、およびその利用

2011年10月25日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2009-173259 出願日 : 2009年7月24日
公開番号 : 特許公開2011-26239 公開日 : 2011年2月10日
出願人 : 株式会社広島バイオメディカル 外1名 発明者 : 西村 絵美 外1名

【課題】試料中に含まれる変性アルブミンを特異的に、簡便に、且つ高感度に検出するための変性アルブミンに特異的に結合する抗体、当該抗体の製造方法、およびその利用を提供する。
【解決手段】本発明に係る抗体は、変性アルブミンに特異的に結合し、且つ正常アルブミンおよび断片化された正常アルブミンには結合しない。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

生体細胞機能の評価方法、測定器、コンピュータ、コンピュータプログラム、記録媒体および携帯電話

2011年10月25日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2009-186569 出願日 : 2009年8月11日
公開番号 : 特許公開2011-36416 公開日 : 2011年2月24日
出願人 : 大森 隆史 発明者 : 大森 隆史

【課題】被験者における未病状態から病的状態を簡易に評価する生体細胞機能の評価方法を提供する。
【解決手段】 被験者の脈拍を測定し、前記脈拍と同時に前記被験者の体温を測定し、前記脈拍を前記体温で除した値を求め、前記値により前記被験者における未病状態から病的状態を評価することを特徴とする。被験者自身が、測定器を用いて前記脈拍及び前記体温を測定し、被験者の体内での虚血性変化である心筋梗塞および/または脳梗塞、被験者の体内での炎症反応である感染症および/または自己免疫疾患を検知し、被験者にアラーム情報を伝達する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

プロスタグランジン類の膜輸送に係わる新規ヒト型輸送担体の単離と機能の特定

2011年10月25日 | 創薬 生化学 薬理学

プロスタグランジン類の膜輸送に係わる新規ヒト型輸送担体(Human Prostaglandin Carrier, hPrC)の単離と機能の特定

小林 靖奈, 野島 淳子, 大林 真幸, 神山 紀子, 山元 俊憲

薬学雑誌, Vol. 131, 1493-1501 (2011) .
[抄録] [PDF (983K)]
Key words- drug transporter; prostaglandin; organic solute

5-フルオロウラシルとラクトフェリンの発がん抑制効果

2011年10月25日 | 癌 ガン がん 腫瘍
1,2-ジメチルヒドラジンによるキンギョ腸への前がん病変誘発及び 5-フルオロウラシルとラクトフェリンの発がん抑制効果 1473

高瀬 清美, 角田 出
薬学雑誌, Vol. 131, 1473-1481 (2011) .
[抄録] [PDF (579K)]

Key words- 5-fluorouracil (5-FU); lactoferrin (LF); precancer crypt foci (PCF); 1,2-dimethylhydroazine (DMH); biochemical change; side effect