バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

癌の新規診断方法

2008年07月05日 | 医療 医薬 健康
【発明者】安井 弥・大上 直秀
【課題】正常組織での発現レベルが極めて低く、癌特異的に発現レベルが高い遺伝子を見出し、これを用いた癌の新規診断方法を提供する。
【解決手段】DKK4(Homo sapiens dickkopf homolog 4 (Xenopus laevis))、NOHMA(Homo sapiens HORMA domain containing protein)、CYP2W1(Homo sapiens cytochrome P450, family 2, subfamily W, polypeptide 1 )およびAPIN(Homo sapiens APin protein)をコードする遺伝子は癌特異的に発現レベルが高いことを見出した。これらの発現レベルを正常レベルと比較することにより、客観的な癌の診断が可能となる。 特開2006-166789 明細書Text >> J-tokkyo

透明ガエルおよびその作製方法

2008年07月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
【発明者】住田 正幸

【課題】生きている成体で外部から内臓を透視することができる透明ガエルを提供する。
【構成】皮膚の虹色素胞および黒色素胞に異常を呈している透明ガエルを作製する。この透明ガエルは、黒色眼変異系統のカエルおよび灰色眼変異系統のカエルを交配させることにより作製され、遺伝子型b/b,g/gを有している。 特開2008-29223 明細書Text >> J-tokkyo

ATPを連鎖的に増幅させる方法及び該方法を利用して極微量のATPを検査する方法

2008年07月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
【発明者】大竹 久夫・黒田 章夫
【要約】 【課題】新規にATPを連鎖的に増幅させる方法を発明するとともに、該方法を利用して生物発光の測定の感度と精度を獲得して微量ATPを検査する方法を提供する。

【解決手段】微量のATPの存在下に、AMPをアデニレートキナーゼと反応させて2分子のADPに変換せしめる第1の反応と、ポリリン酸化合物の存在下で、該2分子のADPをポリリン酸キナーゼと反応させて2分子のATPとポリリン酸化合物に変換せしめる第2の反応とを一対の反応系となし、該一対の反応系を複数回繰り返して反応させることにより、その反応回数に応じて2のべき乗でATPを増幅させる。 特開2001-299390 明細書Text >> J-tokkyo

アデノシン三リン酸の検出方法及び検出用試薬

2008年07月05日 | 創薬 生化学 薬理学

【発明者】 【氏名】松野 忠宏・黒田 章夫 (国立大学法人広島大学)
【課題】感度及び精度が十分に高いアデノシン三リン酸の検出方法を提供すること。
【解決手段】アデノシン三リン酸を含有する試料をポリリン酸、アデノシン一リン酸、アデニル酸キナーゼ、ポリリン酸キナーゼ、ルシフェリン、ルシフェラーゼ及び2価金属イオンと混合させて、アデノシン三リン酸を増幅させ、ルシフェリンを発光させる増幅発光ステップと、増幅発光ステップにおいてルシフェリンが発した光の量を測定する発光量測定ステップと、を備えるアデノシン三リン酸の検出方法であって、アデニル酸キナーゼ、ポリリン酸キナーゼ、ルシフェリン、ルシフェラーゼ及び2価金属イオンが、試料と混合される前に、酸素存在下で混合されていることを特徴とするアデノシン三リン酸の検出方法。 明細書Text >> J-tokkyo

改変シロアリセルラーゼの大腸菌による大量生産技術

2008年07月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
新規の酵素素材として期待される食材性昆虫起源セルラーゼはこれまで微生物等による大量発現・大量生産が難しかったが,4種類のシロアリセルラーゼcDNAのランダムな相同組換えを行うことにより得られたキメラcDNAから大腸菌での大量発現に適したクローンを得て,応用素材化へのめどをつけた。 http://www.affrc.go.jp/ja/research/seika/data_nias/h16/nias02006

ガン細胞の老化、アポトーシス誘導剤

2008年07月05日 | 医療 医薬 健康
【発明者】ワダワ レヌー・カウル スニル (独立行政法人産業技術総合研究所)
【課題】本発明の課題は、CARFの機能をさらに詳細に検討し、その解明をとおして新たな抗ガン剤の提供。
【構成】CARFの発現抑制剤あるいは不活性化剤を抗ガン剤として使用する。これらCARFの発現抑制剤あるいは不活性化剤は、ガン細胞に対する老化、アポトーシス誘導剤として機能する。CARF抑制剤としてはこれを標的とするsiRNAあるいはその発現ベクターである。またCARFの不活性化剤としてはこれに対する抗体であることを特徴とする。 特開2008-24606 明細書Text >> J-tokkyo

肥満治療剤並びに肥満の治療及び予防方法

2008年07月05日 | 医療 医薬 健康
【発明者】村上 浩二・小林 文義・長谷 晶子
【出願人】杏林製薬株式会社・日清ファルマ株式会社

 本発明は、選択的なβ3アドレナリン受容体作動薬である化合物(1)又はその薬理学的に許容される塩と抗肥満薬、血糖低下剤及び脂質代謝改善剤からなる群から選択される少なくとも1種とを組み合わせた療法及びそれらの組み合わせた薬剤は肥満の予防又は治療に有効で、かつ副作用を低減させることができるので、臨床上有用な治療薬となる。特開2008-7502 明細書Text >> J-tokkyo

HMG-CoAリダクターゼ阻害剤、トコフェロール類及びCoQ10を含有する医薬組成物

2008年07月05日 | 医療 医薬 健康
【発明者】 鳥住 保博 (第一三共ヘルスケア株式会社)
  本発明の医薬組成物は、優れた血中脂質改善作用及び血管内皮機能の改善作用を有するのみならず、顕著な血中尿酸値の低下作用をも有するので、高尿酸血症又は高尿酸血症に起因する疾患、例えば、痛風、腎障害、尿路結石、心血管障害症、動脈硬化症、インスリン抵抗性症状及びメタボリックシンドロームの予防又は治療に有用であるとともに、高血圧症、肺高血圧症、バージャー病、レイノー病及びインポテンツ等に対しても極めて有用な組成物となる。そのため、生活習慣病を総合的に、同時に治療でき、治療効率のみならず医療コストが飛躍的に改善すると考えられる。更に、動脈硬化性疾患に起因する末梢血行障害による、肩こり、首すじのこり、手足のしびれ及び手足の冷えの治療又は予防にも有用である。特開2008-63322 明細書Text >> J-tokkyo

ANTIに対するSYN比率が高いスタチンの製造方法

2008年07月05日 | 医療 医薬 健康
【発明者】リフシッツ-リロン,リバイタル・パールマン,ヌリット
【出願人】テバ ファーマシューティカル インダストリーズ リミティド

【課題】フルバスタチンのジオールエステルのsyn:anti比を増大するための新規な方法。
【構成】フルバスタチンのジオールエステルのsyn:anti比を増大する方法において、a)フルバスタチンジオールを約30℃において溶剤の溶解し、b)溶液を冷却し、そしてc)結晶化したジオールエステルを回収する、工程を含んである方法。明細書Text >> J-tokkyo