バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

【技術分野別特許マップ】 アブラナ属品種改良技術

2007年07月04日 | 植物&農業
アブラナ属には、アブラナ(ナタネ)、キャベツ、ハクサイ等が含まれ、油糧植物用と葉菜用と大きく性格が異なる作物から構成されるが、特許は技術的共通性からアブラナ属として出願される場合が多いので一括して扱った。
 アブラナ属の品種改良技術の特許出願件数推移を図1.4.2-11に示す。1986~87年にはプロトプラスト融合による雑種形成に関する特許が出願されている。1992年は遺伝子操作技術による品種改良技術の出願が集中した年で、さらにプロトプラスト融合に関する出願もある。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/map/ippan06/frame.htm


アブラナ科植物のS遺伝子型同定方法

2007年07月04日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2003-78590 出願日 : 2003年3月20日
公開番号 : 特許公開2003-339388 公開日 : 2003年12月2日
出願人 : 西尾 剛 外3名 発明者 : 西尾 剛 外5名

発明の名称 : アブラナ科植物のS遺伝子型同定方法

【課題】 アブラナ科植物個体のS遺伝子型を迅速かつ簡便に同定する方法の提供。
【解決手段】 アブラナ科植物の個体ゲノムDNAよりS遺伝子型特異的DNA断片を同定し、該断片をこれに特異的にハイブリダイズしうるプローブを用いて検出する。
詳細内容PDF>>バイオ塾情報創庫DB 2007-07-04

C-31デスメチルFR-900520環式ヘミケタール免疫抑制剤産生用の新規な微生物

2007年07月04日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平4-206801 出願日 : 1992年8月3日
公開番号 : 特許公開平6-153917 公開日 : 1994年6月3日
出願人 : メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド 発明者 : アリ シャフィー 外7名

発明の名称 : C-31デスメチルFR-900520環式ヘミケタール免疫抑制剤産生用の新規な微生物

【構成】 新規な微生物、ストレプトマイセス ラベンデューレ(Streptomyceslavendulae) ATCC55209号を利用する、新規な発酵条件下での、新規な免疫抑制剤、FR-900520のC-31デスメチル、C-19/C-22環式ヘミケタール生物変換化合物類似体(化合物I)の製造方法が開示される。さらにまた、31-0-デスメチルイムノマイシン 0-メチル転移酵素(DIMT)(メチル転移酵素)を用いた、酵素的メチル化により製造される、化合物IのC-31メチル化誘導体(化合物II)が開示される。
【効果】 上記マクロライド免疫抑制剤は、ヒトの非自己臓器移植(例えば骨髄移植、肝移植、肺移植、腎移植、心移植)拒否を防止するために有用である。

シルバーフォックス成長ホルモン遺伝子及びその組み換 え体DNA

2007年07月04日 | 加齢 老化制御
出願番号 : 特許出願平4-315054 出願日 : 1992年11月25日
公開番号 : 特許公開平6-153956 公開日 : 1994年6月3日
出願人 : キッコーマン株式会社 発明者 : 原田 靖広 外3名

発明の名称 : シルバーフォックス成長ホルモン遺伝子及びその組み換 え体DNA

【目的】 シルバーフォックス成長ホルモン遺伝子及びそれを含む組み換え体DNAを提供する。
【構成】 特定のアミノ酸配列を有するポリぺプチドをコードするシルバーフォックス成長ホルモン遺伝子、特定の塩基配列を有するシルバーフォックス成長ホルモン遺伝子及びシルバーフォックス成長ホルモン遺伝子をベクターDNAに挿入した組み換え体DNA。
【効果】 この組み換え体DNAを含む、例えば微生物を培地中で培養することにより、極めて短時間の内に、シルバーフォックス成長ホルモンを効率良く製造することができる。

イネ種子特異的プロティンキナ-ゼ遺伝子

2007年07月04日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平4-188892 出願日 : 1992年6月24日
公開番号 : 特許公開平6-153963 公開日 : 1994年6月3日
出願人 : 株式会社三井業際植物バイオ研究所 発明者 : 島 田 浩 章 外1名

発明の名称 : イネ種子特異的プロティンキナ-ゼ遺伝子

【構成】 イネの登熟種子に特異的に発現するプロティンキナーゼの遺伝子の配列が明らかにされた。
【効果】 イネ貯蔵蛋白及び澱粉の量的向上を可能にし、栄養性や食味のすぐれた米を生産するイネの育種に利用できる。

新規なC-21ヒドロキシル化FK-506拮抗剤

2007年07月04日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平4-167455 出願日 : 1992年6月25日
公開番号 : 特許公開平6-153974 公開日 : 1994年6月3日
出願人 : メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド 発明者 : ラズロ アール.トレイバー 外5名

発明の名称 : 新規なC-21ヒドロキシル化FK-506拮抗剤

【構成】 新規な微生物、ストレプトミセス・ハイグロスコピクス(メルク・カルチュアー・コレクションMA6832)ATCC No.55166を用いた新規な醗酵条件下で、新規なFK-506拮抗剤、FR-900520のC-21ヒドロキシル化同類物を製造する製法を記述した。
【効果】 本マクロライド拮抗物質は、自己免疫疾患又は例えば骨髄、肝臓、肺、腎臓及び心臓移植のような臓器移植時のヒト宿主拒絶反応を防止するように設計されたFK-506治療計画での不測又は不注意によるFK-506過剰投与を防止及び/又は中和するのに有益なものである。

C-31デスメチルFR-900520環式ヘミケタール免疫抑制剤

2007年07月04日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平4-206803 出願日 : 1992年8月3日
公開番号 : 特許公開平6-153975 公開日 : 1994年6月3日
出願人 : メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド 発明者 : シィー-シュング トム チェン 外6名

発明の名称 : C-31デスメチルFR-900520環式ヘミケタール免疫抑制剤

【構成】 ■窒素養分を含有する水性炭水化物培地中、深部好気性発酵条件下で、ストレプトマイセス ラベンデューレ(Streptomyces lavendulae)の菌株を、化合物Iを製造するのに十分な時間、FR-900520と共に培養することを含む、FR-900520のC-31デスメチル、C-19/C-22環式ヘミケタール生物変換アナログ(化合物I)の免疫抑制剤の製造方法。
■上記の方法で得られた化合物Iを含む医薬組成物ならびに化合物Iの有効量をヒトに投与することによるヒトの移植拒否反応の防止または自己免疫疾患を治療する方法。
【効果】 上記マクロライド免疫抑制剤は、ヒトの非自己臓器移植(例えば骨髄移植、肝移植、肺移植、腎移植、心移植)拒否を防止するために有用である。

14α-ヒドロキシ-4-アンドロステン-3,17-ジオンの新規製造法

2007年07月04日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平4-329895 出願日 : 1992年11月17日
公開番号 : 特許公開平6-153987 公開日 : 1994年6月3日
出願人 : 日本化薬株式会社 発明者 : 吉岡 秀樹 外2名

発明の名称 : 14α-ヒドロキシ-4-アンドロステン-3,17-ジオンの新規製造法

【構成】マイロセシウム属に属し、4-アンドロステン-3,17-ジオンを水酸化し、14-α-ヒドロキシ-4-アンドロステン-3,17-ジオンを生産する能力を有する微生物を4-アンドロステン-3,17-ジオンを含む培地にて培養し、培養物より14α-ヒドロキシ-4-アンドロステン-3,17-ジオンを採取することを特徴とする。
【効果】本発明の方法を用いることにより、ホルモンの合成の為に利用されるアンドロステン誘導体、14α-ヒドロキシ-4-アンドロステン-3,17-ジオンの生産性が高まり、より効率的に製造できる。

ジェネンテック、シンガポールにバイオ医薬品工場建設へ

2007年07月04日 | NEWSクリッピング
 バイオ医薬品などを手掛ける米ジェネンテックは、シンガポールでバイオ医薬品の製造工場の建設に乗り出す。同社は米国カリフォルニアなどにFDA(米食品医薬品局)認可の医薬品工場を持つが、独自技術の培養たん白質抗体を使った注射薬製品などの市場が世界規模で拡大している。このためアジアの生産・供給拠点として、シンガポールで新工場と研究開発機能を持つ設備を新設することにした。(シンガポール支局) 化学工業日報 2007年7月4日