バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

バラの香りのトマト=遺伝子組み換えで開発-イスラエル

2007年06月26日 | 植物&農業
 バラやレモンに似た香りのするトマトを遺伝子組み換え技術で開発したと、イスラエルの農業研究機関や米ミシガン大などの研究チームが25日、米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジーの電子版に発表した。微生物への抵抗力も強くなるため、店頭での日持ちも良くなるかもしれないという。
 研究チームは、料理に使われるハーブ類、レモンバジルの「ゲラニオール」合成酵素遺伝子をトマトに組み込んだ。その結果、ゲラニオールからバラやレモンに似た香りのさまざまな物質が生み出された。ただ、健康に良い抗酸化作用がある赤い色素「リコピン」は減り、赤みが薄くなった。
 一般の37人に普通のトマトと比べてもらったところ、7割が食べた際の香りが強いと答え、6割がより好きだと回答したという。 時事ドッドコム 2007/06/25

◇イスラエルの研究チーム、バラやレモンの香りがする「遺伝子組み換えトマト」を開発
 AFP BB News 2007-06-25

【日本人解剖】機能・体質 老化・寿命 伝統食の再認識で抗加齢

2007年06月26日 | 医療 医薬 健康
分子・遺伝子レベルの医学や生物学の進歩は、ヒトの老化メカニズムをも明らかにしつつある。その成果は、高齢化社会で関心の高まっている「アンチエイジング(抗加齢)」にさまざまな形で応用され始めてもいる。食事や栄養面で、日本人に適した「長寿」実現法を探った。(小島新一)詳細>>産経新聞 2007-06-18

食肉タンパク質由来の抗疲労ペプチド

2007年06月26日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2005-234407 出願日 : 2005年8月12日
公開番号 : 特許公開2007-45794 公開日 : 2007年2月22日
出願人 : プリマハム株式会社 外1名 発明者 : 有原 圭三 外5名

発明の名称 : 食肉タンパク質由来の抗疲労ペプチド

【課題】 疲労予防や疲労回復に有効で、かつ安全な抗疲労剤や機能性食品を提供すること。
【解決手段】 動物の筋肉(骨格筋)に多く存在しているアクトミオシンの懸濁液をパパイン等のプロテアーゼで処理し、不溶物を除去したペプチド含有画分に高い抗疲労活性のあることを見い出し、高い抗疲労活性のあるペプチド含有画分から抗疲労活性ペプチドである、Asp-Leu-Tyr-Ala、Ser-Leu-Tyr-Ala、Val-Trpを精製・同定した。また、これら抗疲労効果を有するペプチドをアクトミオシン分解物から精製するか、配列情報をもとに化学合成する。また、これら抗疲労効果を有するペプチドを食品に添加して、抗疲労効果を有する食品とする。


バイオテクノロジー関連市場の調査を実施

2007年06月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
富士経済、バイオテクノロジー関連市場の実態調査結果を発表
メタンガス化プラントは2010年(予測)に180億円(2006年の3.5倍)

 総合マーケティングビジネスの(株)富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 代表取締役 阿部英雄03-3664-5811)は、このほど、医療・医薬品、環境分野などで応用用途分野が拡大するバイオテクノロジー関連市場の調査を実施した。その結果を報告書「2007 Bio Technology関連市場実態総調査」にまとめた。http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=163195&lindID=4

プトレスシン生産能を有する微生物及びそれを用いたプトレスシンの製造方法

2007年06月26日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-3920 出願日 : 2005年1月11日
公開番号 : 特許公開2006-191808 公開日 : 2006年7月27日
出願人 : トヨタ自動車株式会社 発明者 : 米田 聡 外1名

発明の名称 : プトレスシン生産能を有する微生物及びそれを用いたプトレスシンの製造方法

【課題】従来の微生物に比べてプトレスシン生産能の高い微生物を提供すること、および該微生物を用いてプトレスシンを効率的にかつ安価に生産する方法を提供すること。
【解決手段】特定の塩基配列と90%以上相同な16S rDNA配列を有し、かつ、プトレスシン生産能を有するエンテロバクター属に属する微生物、および該微生物を、プトレスシン生成のための基質と窒素源を添加した培地にて嫌気的条件下で培養し、培養物中からプトレスシンを採取することを特徴とする、プトレスシンの製造方法。 明細書 PDF

短鎖核酸の検出方法

2007年06月26日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2004-255855 出願日 : 2004年9月2日
公開番号 : 特許公開2006-67914 公開日 : 2006年3月16日
出願人 : 株式会社東芝 発明者 : 高橋 匡慶 外3名

発明の名称 : 短鎖核酸の検出方法

【課題】標的配列を有する短鎖核酸の検出方法を提供することを目的とする。
【解決手段】標的配列を有する短鎖核酸に対応する長鎖核酸鎖を用い、短鎖核酸の存在下において長鎖核酸鎖を固定化することによって、単独では検出が困難である短鎖核酸を検出する方法を提供する。

DNAチップ及びそのDNAチップを用いた検査装置

2007年06月26日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2004-322439 出願日 : 2004年11月5日
公開番号 : 特許公開2006-133080 公開日 : 2006年5月25日
出願人 : 株式会社東芝 発明者 : 村田 敦

発明の名称 : DNAチップ及びそのDNAチップを用いた検査装置

【課題】従来の検査装置をそのまま用いて、多くの検体数の鑑定を行うことができるDNAチップ及びそのDNAチップを用いた検査装置を提供すること。
【解決手段】複数のプローブを備え、検体と反応させるためのDNAチップにおいて、前記プローブに接続されたプローブ電極9と、前記DNAチップからの信号出力用電極10との間に集積回路部14(12、13)を備えた。


塩基配列判定方法、塩基配列判定システム及び塩基配列判定プログラム

2007年06月26日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2005-78977 出願日 : 2005年3月18日
公開番号 : 特許公開2006-258702 公開日 : 2006年9月28日
出願人 : 株式会社東芝 発明者 : 本郷 禎人 外1名

発明の名称 : 塩基配列判定方法、塩基配列判定システム及び塩基配列判定プログラム

【課題】 判定の精度が高く、実態に即した判定ができる、塩基配列判定方法、塩基配列判定システム及び塩基配列判定プログラムを提供する。
【解決手段】 検出用電極、コントロール電極とを備えるチップカートリッジ11;電流を測定する測定系12;チップカートリッジ11に、サンプルDNAを含む薬液を送液系13;測定系12及び送液系13を制御する制御機構15;検出用電極からの検出信号、コントロール電極からのネガティブコントロール信号を電流-電圧特性として取得し、電流-電圧特性の正常・異常を判定し、異常な検出信号を演算対象外とする電流波形判定モジュール、電流-電圧特性からバックグラウンド電流を差し引いて、真の検出信号を取得するピーク電流検出モジュールを含むコンピュータ16とを備える。

塩基配列自動解析装置

2007年06月26日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2006-294925 出願日 : 2006年10月30日
公開番号 : 特許公開2007-78701 公開日 : 2007年3月29日
出願人 : 株式会社東芝 発明者 : 本郷 禎人 外5名

発明の名称 : 塩基配列自動解析装置

【課題】セル内における面内均一性を向上させる。
【解決手段】DNAプローブが固定化される複数の電極21aとを備え、セル底面を定める塩基配列検出チップ21と、チップ21に当接されるシール材24底面からシール材24上面までをシール材内周により複数の電極21aを取り囲むように設けられ、セル側面を定めるシール材24と、シール材24上面に当接されてシール材24上面を塞ぎ、セル上面を定めるチップカートリッジ上蓋112と、セル上面に開口し、セル115内に薬液又はエアを送入する送入ポート116aと、セル上面に開口し、セル内から薬液又はエアを送出する送出ポートと116bと、チップカートリッジ上蓋112に設けられ、セル内に試料を注入する試料注入口119を備え、送入ポート116aから送出ポート116bへの薬液又はエアの流路は細長形状に形成されてなる。

ヒトパピローマウイルス型判別用DNAチップの薬事申請について

2007年06月26日 | 創薬 生化学 薬理学
診断精度の高い医療用DNAチップを開発
 第一化学薬品株式会社(以下、第一化学薬品)は、株式会社東芝(以下、東芝)と東芝ホクト電子株式会社(以下、東芝ホクト電子)と共同で開発を進めてきたヒトパピローマウイルス*(以下、HPV)を型判別するDNAチップの体外診断用医薬品の製造販売承認申請(以下、薬事申請)を行いました。
 製造を担当する東芝ホクト電子では、2007年2月に医薬品製造業許可を受け、既に量産ラインの整備を完了しています。これにより、本薬事申請が承認され次第、国内初となるHPVを型判別する体外診断用DNAチップが製品化されます。 東芝プレスリリース2007-06-15