Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」山本泰一郎

2009-05-14 23:43:28 | cinema
「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」
2009日本
監督:山本泰一郎
アニメーション制作:東京ムービー
原作:青山剛昌
脚本:古内一成


GW初日に観ました。貴重な劇場鑑賞の機会にこいつがチョイスされるのも家族持ちならではの出来事でしょう(笑)GWにはどこにも出かけなかったので、せめてもの家族イベントということでした。

脚本がよく練られていて、謎解き構造も結構複雑で観ていて空きませんでした。マージャンパイとその裏の記号が非常に謎めいていたけれど、実際はダイイングメッセージからあっさりターゲットが絞られ、よくかんがえるとなんだったんだあれは?みたいな^^;気もしますが、見ている間は結構スリリングでした。絞られたターゲットが実は・・というところもひねりが効いていてよかったです。
そう思うとあの刑事さん大集合もなんだったのか?最後にころころころがるため?(笑)ああ、そうか、黒い組織のスパイが誰か?を盛り上げるためか~あれも結構みんな怪しくて面白かったかも。
コナンの秘密兵器とか、蘭の空手とか、難波の高校生探偵(名前忘れ)とその彼女とかあらゆる見せ場をしっかりと埋め込んで、最後は伏線張ってあった博士の新発明で切り抜ける。これはなんというか、職人の脚本だと思った。

作画もよくできていて、廊下から窓の外に見える建物を斜めに捉えながら、視点が廊下を移動するときに、微妙に変わっていく景色のパースペクティヴをちゃんととらえたりしていて、作画技術ってのはすごいんだなあと感心する。3Dソフトとかそういうの使うのかなあ?(まったく無知)

一方でアニメというのはいつも感じることだけど、そういう構図とかをすべてあらかじめ計画しないとできないわけで、実写ならば現場でのひらめきや偶然を採用するという即興的ダイナミクスがあるけれど、アニメにはそれがない。そういうところが窮屈な感じがして、つくりがよければよいほど窮屈感がある。アニメは計画性がすべてであるならば、もちろん脚本やコンテに力を注ぐのが正解なので、よいんですけどね。

それにしても蘭の髪の毛はなぜ常にとんがっているのか??

そいから倉木麻衣の歌う曲はいまいちでしたな。。

****

しかし、コナンとカントルが同居するこのブログって・・??^^;



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4 コメント

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TBありがとうございました (シムウナ)
2009-05-16 14:45:27
TB有難うございました。
黒の組織との対決の構図が、予告編が描かれていたのですが
期待が大きかった分、残念でした。
オープニングとラストの演出は緊張感が
あり見ごたえがありました。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
返信する
こんばんは (manimani)
2009-05-16 23:02:06
☆シムウナさま☆
黒の組織とほんとうに戦っちゃうとシリーズ終わっちゃいますからね~

またお越し下さい~
返信する
応援 (AI)
2010-06-14 00:04:04
灰原とコナンと蘭の三角関係応援しています
返信する
応援 (manimani)
2010-06-15 01:02:33
☆AIさま☆
コメントありがとうございます。
三角関係を応援て面白いですねw
なにをどう応援するのだろう。
ぎくしゃくしたり揺れ動いたりするように応援するのかなw
ワタシも応援します。灰原とコナンと蘭。(でもそこにはじつはあの女の子も入るのかも知れない(名前忘れ))
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