インランド・エンパイア
INLAND EMPIRE
2006アメリカ/ポーランド/フランス
監督:デヴィッド・リンチ
製作:デヴィッド・リンチ、メアリー・スウィーニー
脚本:デヴィッド・リンチ
出演:ローラ・ダーン、ジェレミー・アイアンズ、ハリー・ディーン・スタントン 、ジャスティン・セロー、カロリーナ・グルシュカ、スコット・コフィ、グレイス・ザブリスキー、ローラ・ハリング
声の出演: ナオミ・ワッツ
いや、観ましたよ~~!!
今年最大の期待作。「わたしも、世界も、乱れていく。」
いいですね~乱れましょう。
これはなんというか、今までのリンチの作品にあった緊張の極端な起伏のようなものはちょっと鳴りをひそめて、終わりのない霧の中の回廊をひたすら延々とまよいさまよい歩くような、そんなどこまでも不安で宙づりなリンチでありました。
なので、ブルー・ヴェルヴェット以降のリンチが好きな人にはちょっと物足りないかもしれません。パンチがないのです。「イレイザーヘッド」からベイビーを抜いたものを、パラレル世界に展開したような感じ?
でも私はこの霧の中のはてしない時空間スリップが大好きです。
この感覚、どこかで似たものを体験している!!という記憶のうずきがあるんですが、それがなんだったのかどうしても思い出せないでいます。
う~~ん、、う~~~~ん、、、、なんだろうこの感じは???
なんというか、バッハにおける「フーガの技法」?、ディックにおける「ヴァリス」?、YESにおける「錯乱の扉」?、グリーナウェイにおける「プロスペローの本」?
・・・なにか違うけれど、そんなような位置づけに思えました。・・・
ワタシ、「インランド・エンパイア」を支持します!
でもって、もう一度観にいきます!!
どうやらあの3人はナオミとコフィとローラだな!とか細かい所が山ほどきになるけれども、
今はひたすら浸るです!!
****
ところでYOU TUBEで話題になっていた牛とはこれのことかなあ??
好き度:そりゃもう
INLAND EMPIRE
2006アメリカ/ポーランド/フランス
監督:デヴィッド・リンチ
製作:デヴィッド・リンチ、メアリー・スウィーニー
脚本:デヴィッド・リンチ
出演:ローラ・ダーン、ジェレミー・アイアンズ、ハリー・ディーン・スタントン 、ジャスティン・セロー、カロリーナ・グルシュカ、スコット・コフィ、グレイス・ザブリスキー、ローラ・ハリング
声の出演: ナオミ・ワッツ
いや、観ましたよ~~!!
今年最大の期待作。「わたしも、世界も、乱れていく。」
いいですね~乱れましょう。
これはなんというか、今までのリンチの作品にあった緊張の極端な起伏のようなものはちょっと鳴りをひそめて、終わりのない霧の中の回廊をひたすら延々とまよいさまよい歩くような、そんなどこまでも不安で宙づりなリンチでありました。
なので、ブルー・ヴェルヴェット以降のリンチが好きな人にはちょっと物足りないかもしれません。パンチがないのです。「イレイザーヘッド」からベイビーを抜いたものを、パラレル世界に展開したような感じ?
でも私はこの霧の中のはてしない時空間スリップが大好きです。
この感覚、どこかで似たものを体験している!!という記憶のうずきがあるんですが、それがなんだったのかどうしても思い出せないでいます。
う~~ん、、う~~~~ん、、、、なんだろうこの感じは???
なんというか、バッハにおける「フーガの技法」?、ディックにおける「ヴァリス」?、YESにおける「錯乱の扉」?、グリーナウェイにおける「プロスペローの本」?
・・・なにか違うけれど、そんなような位置づけに思えました。・・・
ワタシ、「インランド・エンパイア」を支持します!
でもって、もう一度観にいきます!!
どうやらあの3人はナオミとコフィとローラだな!とか細かい所が山ほどきになるけれども、
今はひたすら浸るです!!
****
ところでYOU TUBEで話題になっていた牛とはこれのことかなあ??
好き度:そりゃもう
まったくもって霧の中でしたねぇ。
私はもう1回観に行く元気はないですけど、細かいところがあれこれ気になります。
ナオミっちたちだったんですね。
コメント&TBありがとうございます。
ナオミは顔を見たかったですね~声だけとはもったいない。
ハリーディーンがなんとなく顔が丸くなったな、とかいろいろと気になりますね。
随分と気に入られたようですね!
>この感覚、どこかで似たものを体験している!!という記憶のうずきがあるんですが、それがなんだったのかどうしても思い出せないでいます。
私も、実はそうです。
もっとも人の無意識に近いのでは、というのが私の答えだったのですが、
>YESにおける「錯乱の扉」
この答えも好きです。
どうも~~
実はニ度目を観てきました(笑)
三度目も検討中です。
よく考えると、ガルシア=マルケス、ブルーノ・シュルツ、ゴンブロビッチといった小説家の作品を読む時に近い感覚かもしれません。「インランド~」のほうはもうちょっと俗っぽいですけどね。
リンチの無意識、といってしまうと話がそこで終わってしまうのでつまらない。もっと話を拡散させて楽しむのがいいなと思いますね~
ニ度目を観た後ペンデレツキのCDを買いに走った私です。