Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

ナタリオ・ゴリン「ピアソラ 自身を語る」

2006-09-14 13:02:35 | book
ピアソラ 自身を語る



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昨日やっと買いました。

まだ最初のほうしか読んでいないけれど、
ちょうどマフィア全盛期のニューヨークで幼年を過ごしたピアソラの日常がすごい。

開業間際の理髪店が「スイカ」(=爆弾)で吹っ飛ぶ話とか、
「レフティ」(=左利き)と呼ばれ、そのパンチが回りにおそれられたというワルのピアソラ自身の話とか。

土のようにでも運命がひっくり返りうる環境の中から
音楽の道にすすみ
あのような希有な緊張感を持つ音楽家になったことは
まったく
奇跡をみるような思いだな。

ちょっと高いけどピアソラファン必携かも。


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コメント (5)
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