♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■博士たちのクリスマス / 山本陽一郎

2021年06月19日 | Weblog

2020/12/26放送

 メリー・クリスマス。世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 山本陽一郎です。 
 先週からクリスマス・スペシャルをお送りしてきました。

 昨日はイエス・キリストがお生まれになったことを記念する日クリスマスでしたね。クリスマスツリーの一番上に飾られる星、あれはベツレヘムの星と呼ばれます。理由をご存知ですか? 

 今から2000年以上前、救い主イエスがベツレヘムでお生まれになった時代、東の方、おそらくペルシャやバビロニアでは星の動きを通して世界の情勢などを見極める学問がありました。その博士たちがはるばるユダヤの地まで旅してきました。なぜなら特別に輝く星があったからです。

 「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。私たちはその方の星が昇るのを見たので、礼拝するために来ました。」( マタイの福音書2:2 )

  博士たちは輝く星に導かれてベツレヘムへ向かい、ついに救い主イエスのいる場所にたどり着いたのです。

 「それから家に入り、母マリアとともにいる幼子を見、ひれ伏して礼拝した。そして宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。」( マタイの福音書2:11 )

 マタイの福音書2章にはこんなふうに書かれています。 ベツレヘムの星に導かれ、イエスに会うために旅してきた博士たち。彼らは幼子のイエスに礼拝を捧げ、自分たちにとって価値あるものを捧げたのでした。

 2020年、コロナ禍の中を私たちは生きてきました。心が挫けそうなこと、希望を失いそうなことが身の回りには数多くあるかもしれません。けれども輝く星を頼りに旅路を進んだ博士たちのように、私たちも光を頼りにこの時代を生きて行く者となりたいのです。 いいえ、そうなれるのです。

 「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」ヨハネの福音書1章5節

 皆さん、この時代にも本当の光は輝いています。クリスマスの季節、あなたも光の元へ行きませんか? そうすれば博士たちの味わった大きな喜びを神はあなたにも必ず与えてくださることでしょう。

    ( PBA制作「世の光」2020.12.26放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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