♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■青銅の細工師ヒラム / 羽鳥頼和

2015年05月09日 | Weblog
2015/5/9放送
 
 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。先週はソロモン王が神から知恵を与えられた事をお話ししました。今日はそのソロモン王が神殿を建てた時に外国のツロから招いた青銅の細工師ヒラムが作った二本の柱のことをお話しします。

 ヒラムはナフタリ族のやもめの子でした。ナフタリ族とはイスラエルの一部族です。彼の父はツロの人で、青銅の細工師でした。ソラムは父親の仕事を引き継いでいたのです。聖書はそのヒラムについてこのように語っています。
  「ヒラムは青銅の細工物全般に関する知恵と、英知と、知識とに満ちていた。彼はソロモン王のもとにやって来て、そのいっさいの細工を行なった。」(列王記第一 7章14節 )
  彼の知恵も神から与えられたものだったのでしょう。彼は最初に神殿の玄関に立つ二本の柱を造りました。柱の高さはおよそ8メートル。 彼はそのてっぺんにおよそ2メートルの大きさの飾りを造ったのです。格子模様を造り、そこにゆりの花とざくろの細工を取り付けました。彼は右側に立てた柱にヤキンという名をつけ、左側に立てた柱にボアズという名をつけました。ヤキンとは「神は立てられる」という意味があり、ボアズとは「力をもって」という意味でした。彼らは神殿建設に携わる時、神殿は神がその力をもって建てられるのだと考えていたのです。神はヒラムに知恵と力を与えられました。ヒラムはその事を覚えて、神が神殿を建ててくださる、と告白したのです。神は同じように私たちにも必要な知恵と力を与えてくださいます。私たちがどんなに弱くても、神の力によって私たちは事を行うことができるのです。心にヤキンとボアズの柱を立てましょう。神はご自身の御力をもって私たちに事を行わせてくださる、と告白しましょう。

 最後にエペソ人への手紙2章10節をお読みします。

 「私たちは神の作品であって、良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行ないに歩むように、その良い行ないをもあらかじめ備えてくださったのです。

 明日は日曜日です。 良い行いを備えてくださっている神を礼拝するために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2015.5.9放送でのお話より )
 
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 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ



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