♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■主の御名を呼び求める者は / 山中直義

2013年04月16日 | Weblog
2013/4/16放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 山中直義です。

 あなたが本当に助けを必要としているその時、神様はあなたを助けることのできるお方です。今日は「主の御名を呼び求める者は」と題してのバイブル・メッセージです。

 新約聖書ローマ人への手紙10章に、せっかく差し出されている神様の助けを拒み続けてしまった当時のイスラエルの人々の姿が描かれています。彼らは深刻な思い違いをしていました。神のように正しい人にならなければ、そして数々の苦行を経て立派な人にならなければ、神様の助けをいただく資格は得られない、そう考えてしまった彼らはいつの間にか正しく立派な人になることばかりに目を奪われ、助けよう救おうとしていてくださる肝心の神様の語りかけに耳を閉ざしてしまった、というのです。

 私たちも時に立派で正しい人になってから神様の助けをいただこうと思い違いをしてしまうことはないでしょうか。そして結果的には神様のことばを聞かず、神様からますます遠ざかってしまうということがあるように思います。

 しかしそれでは本末転倒です。私たちは弱く助けを必要としているからこそ神様は喜んで救いの手を、助けの手を伸ばしていてくださるのです。正しく立派な人になってからということではなく、助けが必要だと分かったその時その場所をそのままに神様の助けを感謝して受け留めればそれで良いのです。「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」(マルコ 2章17節)とイエス様がおっしゃられたまさにその通りです。「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる。」のです。 聖書はそう約束しています。そして神様は私たち一人ひとりの名前を懸命に呼び求めながら私たちを助けよう救いだそうと手を指し伸ばしててくださる。聖書はそう教えています。どうぞその神様の語りかけ聖書のことばにしっかりと耳を傾けてください。あなたがた助けを必要とするその時、あなたが救いを必要とするその時、神様はあなたを救い出してくださるお方です。

 聖書のことば
 「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる。」のです。
             新約聖書ローマ人への紙10章13節

(PBA制作「世の光」2013.4.16放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



 

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