♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神を恐れる人 / 板倉邦雄

2012年09月26日 | Weblog
2012/9/26放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「神を恐れる人」という題でお話ししましょう。

 「主(すなわち神)を恐れることは知識のはじめである」 箴言の1章7節 (口語訳聖書)

 と聖書は神を恐れることを勧めています。ところで、「神の預言者」と言われたアブラハムは神を恐れる人だったでしょうか。創世記20章の続きです。


 外国人でしたアビメレク王様は神を恐れる人でした。神を恐れる人とはきよい心を持っている人です。アブラハムの妻サラを妹だと信じて王様は召し抱えてしまいました。しかし神様が心のきよい王様のために夜の夢の中に現れてくださいました。そして召し抱えたサラは夫のある身であることを教えてくださったのです。今日はその続きです。

 早朝王様はアブラハムを召して言いました。「あなたは我々に何をするのですか。あなたに対して私がどんな罪を犯しましたか? あなたはしてはならないことを私にしたのです。」 アブラハムは穴があったら入りたいぐらい恥ずかしかったでしょうねえ。アブラハムは神を恐れる人ではなく、人を恐れていたのです。

 アブラハムは言い訳をしました。「この所には神を恐れるということが全くないので、私の妻のゆえに人々が私を殺すと思ったからです。また彼女は本当に私の妹なのです。私の父の娘ですが母の娘ではありません。そして私の妻になったのです。」 言い訳は見苦しいものです。一言、「ごめんなさい」と謝罪すべきでしょうねえ。

 「人を恐れるとわなにかかる。しかし神を信頼する者は守られる。」(箴言 29章25節 新改訳聖書参照)という聖書のことばが響いてきます。

 さて神を恐れる人は潔(いさぎよ)い人でしょう。アビメレク王様は妻サラを夫アブラハムに返しただけではありません。羊、牛、男女の召使いを贈りものとして与えました。そして償いとして銀130kgを与えたのです。王様がきよい心と潔い心を持った人物で本当に良かったですね。アブラハムと妻サラは危機から助けられたのです。

 聖書のことばです。
 「心のきよい人(潔い人)は幸いである。その人は神を見るであろう。」
 マタイの福音書5章8節 (口語訳聖書参照)

( PBA制作「世の光」2012.9.26放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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