♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■わたしの兄弟姉妹 / 福井 誠

2012年02月16日 | Weblog
2012/2/16放送
 
 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。

 今日のバイブル・メッセージは「わたしの兄弟姉妹」です。それではマタイの福音書12章50節から読んでみましょう。

 「天におられるわたしの父のみこころを行なう者はだれでも、わたしの兄弟、姉妹、また母なのです。

 イエスが公に聖書を教えるようになると、イエスに対する評価がいろいろと分かれました。イエスを旧約聖書に預言された約束のメシヤと受けとめていく人、「いやいや単に頭がおかしくなったのだ」と思う人、いろいろでした。そのような状況の中でイエスの家族もイエスのことをとても心配したのでしょう。イエスが聖書を教えておられるところにやってきました。イエスの家族はイエスのことをあまりよく理解していなかったようですね。「あまり世間を騒がせるようなことはするな」と一言忠告したかったのかもしれません。

 そこでイエスは言います。
 「わたしの母とはだれですか。また、わたしの兄弟たちとはだれですか。」(マタイの福音書12章48節)
 イエスはここで実の母、実の兄弟を否定した訳ではありません。むしろ神を信じる者には血の繋がりではない信仰の繋がりによる家族があることを教えているのです。

 随分昔の話になりますが私が大学生の頃、クリスチャン学生の集まりがありました。しかしそういう集まりに出るのは初めてのことで、引っ込み思案であった私は何かとてもプレッシャーに感じて、楽しめるかなあと結構心配した所がありました。そして教会に来ていた先輩に自分の思いを話した所、その先輩が言ったのです。「そうか、大丈夫だよ。神の家族だもん。」なるほど、家族と聖書も教えているなあ、あまり心配せずに出かけようと思ってて出かけ、実際に家族のように温かく迎えられた思い出があります。神様は私たち人間に血の繋がった家族を与えてくださっていますが、同時に信仰による神の家族つまり教会をも与えてくださっているのです。教会はあなたにとってもう一つの居場所です。教会へ行きましょう。

  ( PBA制作「世の光」2012.2.16放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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