♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■バチがあたる?

2010年10月11日 | Weblog
2010/10/11放送

 世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。 

 えー、ある方がですね、子どもたちにこんな質問をしたそうなんですが、「神様ってどんな方だと思う?」って。 そうしましたら、「白ーい長ーい鬚(ひげ)を生やした人」とか、「何でもできる人」、「恐い人」っていうのが子どもたちの意見だったそうですなんですが、子どもたちだけではなくって大人の中にも大体それに近いようなイメージを持っている方が多いんではないかなあ、と思うんですねえ。 

 四元さんって言ってこの番組のアナウンサーなんですけれども、この方のお母さんが今89歳でいらっしゃるそうですが、3年前にイエス様を信じてクリスチャンになったんですね。 で、喜んで聖書の話を聴いて讃美歌を歌い牧師先生といろんな話をしているお母さんなんだそうですけれども、ときどきですね、「いやー、こんなに守られているのに、怠けたらバチが当たるわ!」っておっしゃるそうなんですね。 90年近く聖書の神様を知らないで来たので、それまでの染み付いた思いがひょこっと出てくるんだなあというふうにおっしゃってました。 で、「神様はそんなバチを当てる方じゃないから大丈夫よ。」ってお母さんに話したりするそうですけれども。

 どうでしょうねえ、日本人の中には「いやあ、こんなことをしたらバチが当たる」ってバチを当てる神、「触らぬ神に祟りなし」というふうなことばもありますけれども、そういうイメージを持ってしまっているということがあるんではないでしょうかねえ。 

 確かに神様は聖なる方で義なる方ですから、罪・曲がったことがこう嫌いな方であることは言うまでもないんですけれども、しかし人間のそういう弱さとか、失敗しやすい者であるということを御存知である神様は、私たちをどのようにして救ってくださるか、そこから解放されて生き生きと生活ができるか、というふうにしてくださる神。 それが聖書が教える神、救い神なんですねえ。 
 ですから聖書の中には慰めの神とか希望の神とか平和の神とか。 当然、神は愛である、ということが強調されている訳ですね。 

 エレミヤ記の29章11節には、わざわいを与えるのではなくって、あなたがたに平安を与え、そして将来と希望を与えるのがわたしの計画だ、っていうふうに書いてあるんですね。 

 で、皆さんの中にはどのようなイメージを神様についてお持ちでしょうか。 聖書が教える神は、災い・バチを当てる神ではなくって、平安を与え、私たちに希望と将来を与える神なんだ、ということが記されている。 そのことを心に覚えていただいて、この神様をぜひ知っていただきたい。 そのように思うんです。

  ( PBA制作「世の光」2010.10.11放送でのお話しより)


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ



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