♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■天に上るには

2009年03月23日 | Weblog

世の光の時間です。 御元気でしょうか。 村上宣道です。

 えー、当然ですけれども梯子(はしご)とか階段とかは地上から段々上の方に伸びていく訳ですよね。 上がっていく訳ですねえ。 ところが不思議な階段のことが聖書の中に出ているんですけれども、創世記の、聖書の一番最初の創世記の28章という所に出てくるんですが、ヤコブっていう人のお話の中にですね。

 で、ヤコブっていうのは有名なアブラハムっていう人の孫にあたる訳ですけれども、ちょっと兄弟との間がうまくいかなくなって家にいられない事情ができてですねえ、旅に出る訳ですねえ。 そうして長い旅をしていて野宿をしておりました時に、夢を見たんですね。 石を枕にして寝てたっていうんですけれども、そこにこういうことばが出てくるんです。 
 「彼は夢を見た。先端が天まで達する階段が地に向かって伸びており、しかも、神の御使いたちがそれを上ったり下ったりしていた。 」(口語訳聖書 創世記 28章12節)っていうのですねえ。

 天の使いが上ったり下ったりしてた訳なんですけれども、その階段のことが「地に向かって伸びており」ってこう書いてあるんですね。 「天まで達する階段が地に向かって伸びており」っていうのは、この階段は上から吊り下ろされてできている階段という意味なんですね。 

 で、これはですね、人間が天にまで通ずる天国に行くことができる、神が求めている高さにまで至ることのために、この地上でどんなに努力をしても頑張ってみても修養をしてみても、それによって天の高さにまで達するということは絶対に不可能なんですね。

 もし天に達することができる方法があるとするならば、天から吊り下ろされたその階段・その梯子を上っていくときに初めて天にまで達することができるっていうことなんですね。 

 実はイエス・キリストがこの地上においでになったというのは神が天から吊り下ろしてくださったそれは梯子・階段のようなもので、ここを上ってきたら確実にあなたは天に達することができる、天国に行くことができる、神の標準に達することができるという意味なんですね。

 ですからイエス・キリストを信じるときに、私たちのわざとか修養とかではなくって天に至ることができるということ、それがここの真理に含まれているんですえ。

 ( PBA制作「世の光」2009.3.23放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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