世の光の時間です。 いかがお過ごしですか? 原田憲夫です。
お歳を重ねた方から、生きていたって何一ついいことなんかない、といったことばを聞くのは辛い話です。
最近、あるグループホームにいた93歳の御婦人が亡くなりました。 今日は夕食を食べたくない、と言っていたそうですが、ベランダから飛び降りて亡くなられました。 周りの人の話では、もしも飛び降りて怪我でもすれば息子さんが心配して駆け付けてくれると思ったのではないか、というんです。 寂しくて泣けました。
旧約聖書 伝道者の書12章1節には、こんなことばがあります。
「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また『何の喜びもない。』と言う年月が近づく前に。」
これって決して遠い昔の話でも他人事(ひとごと)でもないなあと思います。
でもそんな悲しい人生の旅路を喜び溢れる旅路へと変えることなんて果たしてできるんでしょうか。 聖書は、できる、って言います。
伝道者の書12章11節のことばです。
「知恵ある者のことばは突き棒のようなもの、編集されたものはよく打ちつけられた釘のようなものである。これらはひとりの羊飼いによって与えられた。」
羊飼いが手にする突き棒---まあこれは羊を導いたり獣を追い払う杖です。 この突き棒が私たちの人生の旅路には必要だというんです。 羊飼いは道に迷い易い羊をこの杖で緑の牧場(まきば)に連れていってくれます。 水のほとりに案内してくれます。 そうでなければ羊の明日はどうなるか分かりません。 けれどもこの突き棒には棘(とげ)がついていて、実に痛いものです。 罪に汚(けが)れた自分の真実に触れられることは痛いものです。 けれどもこの痛みが悔いのない喜びの旅路をもたらしてくれるのです。
イエス・キリストは御自分を「良い羊飼いです」(ヨハネの福音書 10章11節「わたしは、良い牧者です。」)と言われました。 一匹一匹の羊---つまりあなたや私のこと---を、良く知っていますよ、いのちをかけてあなたを守りますよ、と言っておられるのです。
そして、「何の喜びもない。生きていたってしようがない。」って思える辛い時にも、キリストはあなたを支え、喜び溢れる人生の旅路へ連れていってくださるのです。
あなたも今日、このキリストを信じ、あなたの人生をキリストに委ねてください。
( PBA制作「世の光」2008.8.2放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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