世の光の時間です。お元気ですか? 羽鳥 明です。今日の世の光のバイブルメッセージは「地の塩として生きよ」という題で、聖書の箇所は新約聖書マタイの福音書5章13節です。お読み致しましょう。
「あなたがたは、地の塩です。もし塩が塩けをなくしたら、何によって塩けをつけるのでしょう。もう何の役にも立たず、外に捨てられて、人々に踏みつけられるだけです。」
イエス・キリストは、あの有名な山上の垂訓の中で、神を信じる者は地の塩となれ、と教えています。
塩は大切なものですねえ。人間はもちろんのこと、あらゆる生き物にとって塩は大切なものです。塩は腐るのを防ぎます。また、食べる物を味をつけておいしくします。塩の必要性は科学的にも説明をすれば納得されるでしょう。日本のあちらこちらに塩の道という街道があります。塩の道は、いわば生命線であった訳です。
まことの神イエス・キリストは、罪のために永遠の滅びに定まった運命にある私たちを救うために、まことの光、まことの塩となってくださいました。つまり、罪のために腐り果てた人間を救い出してくださったのです。それは自分では自分を救えない人間を救うために身代わりとなって罪の代価である死を御自身の血潮をもって贖(あがな)ってくださったのです。こうして、信じる私たちを新しく生かし、更に、あなたがたも人々を生かす地の塩となるように、と教えられました。
どうすればなれるのでしょう。塩は必要不可欠なものですが、塩はそのものの姿を水の中に溶かして味をつけ、腐敗を止めます。私たちも自我に死に、聖霊の中に溶かされて初めて、人々のために地の塩となれるのです。このように私たちを用いてくださるのは、キリストの聖霊様なのです。地の塩として生かしていただきましょう。
聖書のことば
「あなたがたは、地の塩です。」
新約聖書マタイの福音書5章13節のことばです。
それではまた聞いてください。
( PBA制作「世の光」2008.6.18放送でのお話しより)
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