世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 原田憲夫です。
私たちの社会は多くのものに囲まれながら複雑な問題を抱え、不安定です。両親の争い事で行き場を失ったそんな子どもたちは家に住みながらホームレス状態と言われています。
最近の、「誰でも良かった」って起きた殺人事件の内側にも、憎しみや復讐心が隠されていました。多くの人が美容や食品の安全に敏感でありながら、人の心にびっしりと根を張る妬みや憎しみには触れないようにする、そんな社会です。いやそれどころか、妬みに対しては妬みを、憎しみに対しては憎しみを増幅させているのです。
けれどもイエス・キリストはこう言われました。
マタイの福音書5章45節
「天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださいます」(文末のことば遣いを改変)
悪人であれ善良な人であれ、誰にでも同じように太陽が昇り雨が降ります。誰にでも訪れる出来事です。けれどもこれは単なる公平な出来事について言われたのではないのです。このことばの少し前でイエス・キリストはこう言われました。
「しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。それでこそ、天におられるあなたがたの父の子どもになれるのです。」(マタイの福音書5章44-45節抜粋)
イエス・キリストは「自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。」と、愛に徹する祈りの道を示されたのです。
キリストはこのことばの通りを歩まれました。御自分を十字架につける人々を赦す祈りを十字架の上で神に捧げたのです。「父よ。彼らをお赦しください。」(ルカの福音書23章34節)
太陽が昇り雨が降る。これらは誰にでも訪れる出来事です。けれどもこの出来事を通じてキリストは私たちを神の大きく広い心・優しさ・愛の世界へと招かれているのです。 キリストは明らかに自分に不利益をもたらす人に対して、愛によって乗り越える道・信仰の道へと招かれているのです。
あなたも今日、このキリストの招きに応えて、信仰への道を一歩踏み出しませんか?
( PBA制作「世の光」2008.6.7放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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