世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。
今日は、考え方を変えることが大切なこともあるっていうことについてお話しします。
ある医療関係の雑誌を読んでいますと、「現代の癌治療が抱える問題」という所で、日本人の考え方が変わる必要があるということが強調されてたんですねえ。例えば放射線治療というのはその後がやけどのようになって大変という考えがある。実際は、ずいぶん今改革されて効果があるそうなんですね。ですからこれもそういう考えを変える必要がある。また緩和医療の面でもモルヒネを使うと痛みを和らげる大変効果があるのに、何かモルヒネを使うと長生きしないという考えがあって嫌がる場合が多いんですって。ま、こういうケースなどはやはりその考え方をあるってこう言うんですねえ。
ま、目に見える体のこと、病気や治療という面でもそうなんですから、まして目に見えない人の心や精神的なこと、なお考え方、変わりにくいと思います。例えば日本では多くの人が宗教とか神様について真剣に考えない。ま、知らなくとも頼らなくてもいいというふうに考えているのではないでしょうか。でも現実は、苦しい時の神頼みと言われるように、様々な神々、いろんな宗教の混乱がある訳ですね。神様がはっきりしないということは、人間の由来や存在、人生の意味・目的、また死後のこともはっきりしないということになってしまいます。
ま、日本人の特徴は曖昧さであるなんとも言われますけれども、曖昧で良い部分とはっきりしないと混乱する面がある訳です。神様はいるのかいないのか。人生の意味はあるのか。永遠のいのちってのはあるのか。はっきりしないと人の心は迷い、混乱してしまいます。
聖書は神様について、人間の由来とまたその存在意義について、つまり人はいかに生きるべきかということについてのバイブルです。
有名なアメリカの大統領アブラハム・リンカーンは言いました。「聖書は神が人類に与えた最大の賜物である。」言わんとしている所は、つまりこの聖書によって神様がはっきりする。そこから生きる意味が、目的もはっきりする、生まれてくると言うのです。そのことを聖書を通し、また教会ではっきりする時、あなたの生き方も人生も変わり、豊かになります。
(PBA制作「世の光」2006.06.09放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会もPBAで紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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