世の光の時間です。お元気でしょうか? 羽鳥 明です。今日の世の光はまず皆様からのお便りの紹介です。さいたま市浦和区にお住まいの中村さんからいただきました。
新年を迎えたと思ったらもう二月へと早いですね。羽鳥牧師の「強くしてくださる神」のお話、感動でした。この放送を聞く時は、心安らぐ時間です。
中村さん、嬉しいお便りありがとうございました。
さ、今日の神の知恵のことばです。旧約聖書箴言は知恵の書と言われていますが、毎週1章に一つずつのことばを御紹介していますが、今日は箴言12章1節のことばです。
「訓戒を愛する人は知識を愛する。叱責を憎む者はまぬけ者だ。」
「まぬけ」とは厳しいことば。聖書にはあまり用いられないことばですが、ようく分かりますよね。このはっきり分かることばを注意深く聞きましょう。
聖書で言う「まぬけ」・愚か者とは人の叱責・たしなめを無視したり、馬鹿にする人のことです。知恵のことばを排除するのは心が傲慢か、性質が頑固なしるしですねえ。ことに神からの叱責は大きな愛のしるしです。「わたしは、愛する者をしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって、悔い改めなさい。」(黙示3章19節)と聖書の中で神は言われます。
親は子どもを時々叱りますね。憎くて叱るのではありません。神様はよけいに、真実にその通りです。親は時々逆上したりして叱り、ある時は不条理、不正に叱ります。父なる神は違います。父なる神はいつも愛。いつも正しく、いつも完全。神の叱ることは私たちに善、光、知恵なのです。私たちの愚かな判断、愚かな思いはしばしば破滅に導きます。しかし神の懲らしめはいつも賢い解決・導きへと導きます。だから熱心になって悔い改めなさいと聖書は言うのです。
今日の知恵のことば。
「訓戒を愛する人は知識を愛する。叱責を憎む者はまぬけ者だ。」旧約聖書箴言12章1節のことばです。
それではまた聞いてください。
(PBA制作「世の光」2006.02.01放送でのお話しより )
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