♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■愛の光を

2006年01月20日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。

 今日は、「愛の光の中で生きる」という題でお話しします。かつて一世を風靡したロックシンガー・尾崎豊の残した歌の一節にこう歌われています。「愛の消えた街さ。昔からそうなのだろうか。それが当たり前と言うには俺はまだ若すぎる。見つけたい。見つけたい。愛の光を。信じたい。信じたい。愛の光を。」そしてこう歌い続けた彼は、26歳の若さで亡くなってしまいました。彼の葬儀には、雨の降る中、四万人もの若者が弔問に集まりました。何が多くの若者の心を惹き付けたのでしょうか。ま、今は、外側は物質的な豊かさで包まれています。でも、心の中にあるどうすることもできない渇き・求め、それを表現したからではないでしょうか。尾崎豊はそれを求め、歌い叫びました。そして多くの若者に共感を与えました。まあ愛の必要を歌った伝道者だと言えるのではないでしょうか。でも彼自身はそんな求めた愛の光に出会えませんでした。孤独の中に寂しく亡くなってしまいました。こんなに大切な求められる愛、その輝き、それは残念ながら人間は与えることはできない。だからその本当に必要な愛を与えるために神様が私たちを愛してくださり、その一人子をもお与えくださった。これが聖書のメッセージです。

 旧約聖書のゼパニヤ書の3章17節という所にはこんなふうに書かれています。
あなたの神、主は、あなたのただ中におられる。救いの勇士だ。主は喜びをもってあなたのことを楽しみ、その愛によって安らぎを与える。

 愛とは「共に」という願いだと言われますが、夫婦でも親子でも共にいて一緒にいて嬉しい、楽しい、喜びだっていう所に愛を感ずるのではないでしょうか。神はイエス・キリストを通してこの愛を豊かに注いでくださる。聖書はそのことを詳しく説明しているっていう訳です。ですからこの神の愛を心に感じた時、受けた時、初めて私たちの心に安らぎや喜びが味わえるということだと言うのです。
 
(PBA制作「世の光」2006.01.20放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会もPBAで紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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