♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■イエス・キリストを離れては、何もすることができない

2005年10月29日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でしょうか? 羽鳥 明です。

 さ、今日の世の光は、皆様からお寄せいただく「心に残る聖書のことば」の御紹介です。

 徳島県脇町の真鍋さんからは新約聖書ヨハネの福音書15章5節、イエス・キリストのことばをお寄せいただきました。
わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。

 私はクリスチャンホームに生まれ、中学校の時に洗礼を受けましたが、大学生になってから神様に背を向け、信仰から離れていきました。親元を離れ下宿生活を送るうちに私の心はおしゃれやコンパなど、世俗的な楽しみに支配されるようになったのです。聖日礼拝も、朝寝をしたり遊ぶ予定を優先したりして、だんだん守らなくなりました。やがて私は社会人となり、見合いで結婚しました。それから10年間、まことの神を信ぜず生きて行くうちに家庭の人間関係にすごく苦しむようになりました。なんとか自分の力で解決しようとしましたが、悩みは大きくなるばかりで、毎日が辛く、怒りと悲しみに満ちたものでした。しまいにはストレスから体調を崩して入院するほどになりました。それでも試練は止むどこか、形を変え、ますます激しく襲ってきました。この八方塞がりの中で、私はやっとイエス様を見上げ、それ以外もう他に道はないと思いました。その時このイエス様のことばが与えられ、十何年ぶりに神に祈り、神のもとに立ち帰ることができたのです。それからはまるで心が暗闇の中から光に移されたようでした。自分を取り囲むことは何一つ変らないのに、心は不思議に喜びと平安に満たされました。教会の皆さんが祈ってくださいました。どんな試練の中にも神様は脱出の道を備えていてくださいます。一切を主の御手に委ね歩んで行きたいです。

 真鍋さんの心に残る聖書のことば。
わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。
 ヨハネの福音書15章5節のことばです。

 それではまた聞いてください。

 ( PBA制作「世の光」2005.10.29放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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