千年希望の丘は希望？

　市民の要望により岩沼市議会は今議会から『録画中継』が始まります。録画の配信は概ね１週間後くらいにアップされる予定ですから１２月１８日ころになると思います。是非検索お願います。

　質問内容は『千年希望の丘などについて』と『相野釜地区農業集落排水施設について』でした。今日は千年希望の丘などについてをアップしますが、明日は相野釜地区農業集落排水施設についてをアップする予定です。

　千年希望の丘はいつの間にか、丘が１５ヶ所の計画から１ヶ所減っていました。減った理由を聞いて驚くことは、平成３２年度までに作るかどうかの結論を出すとのことです。ネットで『千年希望の丘とは』で検索してみてください。全体構想図に出ています。

　全国的にも有名な千年希望の丘計画は、１５ヶ所だったにも拘らずホームページに１４ヶ所しか記載していません。復興庁から予算が認可されなかったというのが最大の理由ですが、１４ヶ所ありきで我々議会にも報告すらありません。

　また、総延長約１０㎞もある千年希望の丘の園路は、一部が南貞山運河の堤防になっています。道幅が４ｍ程の堤防は傾斜がきつく、堤防全体がコンクリートで覆われています。運河側に落ちると命の危険があると指摘したら、「自己責任」で通行して下さいとのことです。



　堤防の財産は宮城県ですが、千年希望の丘として指定しているのは岩沼市です。せめて運河側にガードレールを設置すべきと提言しましたが、何もしないようだ。国からお金がもらえなければ、通行人の命など軽視できるのかと思ったりします。

　岩沼市は『市民の生命と財産を守る』から、大幅に方向転換しているような気がしているように思えてなりません。岩沼市が考えている千年希望の丘は、津波からの防災と減災のためだそうです。命の危険も顧みずに、年間３千万円以上の経費は市民の税金です。

　市民及び来訪者にとって、千年希望の丘は何が希望なのだろう。

来週から一般質問始る

　本日から年４回の定例会１２月議会が始まりました。１時間余りの時間でありましたが、市長の『市政報告及び提案理由書』読み上げだけで３４分ぐらいかかりました。他は人権擁護委員の人選に誰からも質疑は無く議決した。

月曜日（１２／１０）から一般質問が行われます。
開会期間は１３日（木）まで。是非お越し下さい。

　今回の一般質問は『千年希望の丘など』と『相野釜地区の農業集落排水』について質問しようとしています。千年希望の丘の園路が今年度末で完成するようです。でも何かが思っていた千年希望の丘と違っていました。

　また、相野釜地区の集落排水事業（農水省の下水版）は、被災した地区に住民がいなくなっても借金を払い続けています。相野釜・矢野目地区にしか使われない財源があるのに、一般の財源から拠出していたら何か不公平と思っています。

　一般質問をするにあたり、先輩議員からは執行部に提言をすることが必要だと教わりました。ただ市政に関し情報を聞くだけではなく、改善していくことや方向性を示すこと。市長の考え一つで市政が変わると考えるが、中々難しいものです。

　今日の議会は１時間足らずでしたが一般質問をしようとしたら、足を運びいろんな方々に聞く準備が必要です。これって結構骨の折れる場合があります。一般質問をしない議会は、私にとってとても暇を持て余すと感じています。

　森議長の一般質問最近聞いてないが、市長にしたら中身は重そうだ。