すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

知らないし謎が多いな

2018年12月17日 | 日記
 東日本大震災で甚大な被害があった岩沼市は、三重の防御と称し復興庁の予算で『千年希望の丘』を建設しました。復興のトップランナーとして全国的にも有名な岩沼市に『一般社団法人 千年希望の丘協会』があることは全国的に知られていません。まして岩沼市民にも余り知られていないのが実態です。

 岩沼市から千年希望の丘の草刈り業務委託費として、年間2千万円で請け負っていることもあまり知られていません。しかも岩沼市からは1社随意契約だったことも寝耳に水状態です。2千万円もの大口業務委託でありながら、草刈りは誰でもできる作業であり特殊な業務委託ではありません。

 千年希望の丘協会の代表は「元市長の井口経明氏」です。一般社団法人の非営利団体に登録しているとのことですが、非営利組織とは一般の株式会社のように利益活動ができる組織です。ボランティアや無償活動の組織と解釈される方がいらっしゃいますが、決してそうではありません。

 11日の一般質問で、千年希望の丘協会は住所が岩沼市中央3丁目・・・と、岩沼市から答弁がありました。私の事前の調査では、住所が全く違う市の施設と同一住所として明記されており、書類に押印がされていました。岩沼市の公共施設「千年希望の丘」と似通った『一般社団法人、千年希望の丘協会』は同一住所なのだと思っていましたが、市の答弁と異なっていました。

 利益活動している組織が、公共施設の住所を間借りしているのなら無償ではないはずです。家賃を支払っていると思いましたが、そうでもなさそうです。勝手に公共施設の住所を名乗り、公共性をアピールしたかったのでしょうか。知らないことが多すぎる一般社団法人です。しかし、岩沼市も舐められたものです。元市長に無断で住所を使われています。

 私たちの知らないことが多すぎる。謎だらけな団体があります。

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