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千年希望の丘は希望?

2018年12月11日 | 日記
 市民の要望により岩沼市議会は今議会から『録画中継』が始まります。録画の配信は概ね1週間後くらいにアップされる予定ですから12月18日ころになると思います。是非検索お願います。

 質問内容は『千年希望の丘などについて』と『相野釜地区農業集落排水施設について』でした。今日は千年希望の丘などについてをアップしますが、明日は相野釜地区農業集落排水施設についてをアップする予定です。

 千年希望の丘はいつの間にか、丘が15ヶ所の計画から1ヶ所減っていました。減った理由を聞いて驚くことは、平成32年度までに作るかどうかの結論を出すとのことです。ネットで『千年希望の丘とは』で検索してみてください。全体構想図に出ています。

 全国的にも有名な千年希望の丘計画は、15ヶ所だったにも拘らずホームページに14ヶ所しか記載していません。復興庁から予算が認可されなかったというのが最大の理由ですが、14ヶ所ありきで我々議会にも報告すらありません。

 また、総延長約10㎞もある千年希望の丘の園路は、一部が南貞山運河の堤防になっています。道幅が4m程の堤防は傾斜がきつく、堤防全体がコンクリートで覆われています。運河側に落ちると命の危険があると指摘したら、「自己責任」で通行して下さいとのことです。



 堤防の財産は宮城県ですが、千年希望の丘として指定しているのは岩沼市です。せめて運河側にガードレールを設置すべきと提言しましたが、何もしないようだ。国からお金がもらえなければ、通行人の命など軽視できるのかと思ったりします。

 岩沼市は『市民の生命と財産を守る』から、大幅に方向転換しているような気がしているように思えてなりません。岩沼市が考えている千年希望の丘は、津波からの防災と減災のためだそうです。命の危険も顧みずに、年間3千万円以上の経費は市民の税金です。

 市民及び来訪者にとって、千年希望の丘は何が希望なのだろう。

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