岩沼西部地区町内会長連絡協議会の会議（総会）が、岩沼市西公民館で開催されました。岩沼市西部地区にある15の町内会が一堂に会し、お互いの考え方や悩み事を共有し合い役立てていこうとする会議です。西部地区の議員はそのメンバーに入っています。
今、西部地区の悩みはズバリ「治安が悪い」です。過日の新聞記事で西小・西中学校の窓ガラスが合わせて100枚割られる事件がありました。町内会で設置した消火器の紛失が事件と繋がっていました。割られた窓から消火器を撒き散らす等、内容は悪質です。また、空き巣やひったくり等の事件も西部地区で発生しています。
問題だなと感じたのは学校関係者が事件発生後、ＰＴＡや防犯協会に連絡すると言っておきながら何もしていないような意見（報告）がありました。日曜日に事件が発生し、火曜日の新聞掲載まで我々議員にもそのような連絡はありません。実際のところ、防犯協会に連絡は無いし、小学校がある地区の町内会長へも連絡がありませんでした。
会議の中では、駐在所を交番所（派出所）に格上げして今の2人体制をより充実すればとの意見もありました。しかし、交番ができたからといって問題が解決することではありません。ある町内会長さんの意見に「この地区の結びつきをどのように強めていくか」とありました。
「安全・安心まちづくり条例」を岩沼市は条例化しました。条例作るだけでなく活用する良い機会ではないか。そのままでは市民の不安を取り除くことなど皆無だ。会議終了後弁当を食べながら、重い空気が17人に漂っていました。弁当の中身もオモイ気がしました。（完食）ごちそうさまでした。
