傍聴その１、亘理町議会

　今週は多忙です。今日はお隣の亘理町議会を傍聴してきました。明後日は山元町議会、明明後日は名取市議会へ傍聴する予定です。又内緒のところへも傍聴してきます（変なボウチョウではありません）。岩沼市議会は市長選挙の影響で今月末開会します。そのため、普段聞くことができない近隣市町に行けるのです。

　亘理町議会は先の町長選挙で無投票後、初の議会開催です。懸案事項は大型企業誘致が挫折したことにより、農地転用した土地（32，62ha）の買収代金と造成済みの10ha分、約13億円の支払いをどうするか。来年の9月以降は金融機関に利子が年間約1340万円発生します。

　傍聴数は24人、町民の関心が高いと思えた。しかし、一番目の質問者・鞠子（マリコ）議員による「エム・セテック株式会社の工場建設白紙撤回と今後の企業誘致について」の質問に、町長は関連の新子会社が新工場を建設するように約束したと答弁。全て買ってくれるとは言わなかった町長の説得力は弱いと感じたのは私だけか。

　町長はこのようにも返答した。工場誘致が失敗しても造成工事が出来たことで、町が企業誘致の起爆剤になればいいと、融資先でもある宮城県と調整を取りながら進めていくと説明した。企業誘致の失敗は、町政の責任でなく世界経済不況のような説明をされたことは、いつ晴れるともわからない梅雨空のようなどんよりとした曖昧なものでした。

　ある議員は、工場誘致に関し議員も積極的に認めたところもあるので厳しい質問は出来ない状況下にあると話してくれた。遠慮がちに質問しては工場誘致の責任を誰が取るのか曖昧になるのでは？

　噂のラーメン店があり、看板もなければ店名もわからない。正体は「・・・・」、ラーメン、セット（ラーメンとカレー）だけのお店。旧6号線沿いで見つけました。座席数は16席でメニューも少ない。写真の通り古ぼけたつくりであるが入ったときは満員、昔ながらのシンプルでしっかりした醤油味。こちらの味は曖昧ではない。