すとう功の周回遅れ

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岩沼で県議選やるから

2015年09月04日 | 日記
 今朝の新聞に岩沼市議会で同じ会派を組む「大友 健(おおともけん)」議員が、宮城県会議員選挙に立候補する意向を表明した。ところで県議会とはどういうところなのか?わかりますか?これまで県議といえば、安藤議長の講習を昨年開催された亘理名取地区の議員研修で直接聞くことができた。また某市から選出されている議員と話をすることができたくらいです。私みたいなものでも県議と直接触れ合うことは難しいかもしれません。

 ではいったい県議は何をしているのでしょうか。テレビでたびたび報道された、兵庫県の野々村県議を想像してはだめです。あれは論外としても宮城県議会議員の報酬はわかりますか。月額84万円に期末手当(いわゆるボーナス)が、年間で約3,2か月分とすると1270万円程度になります。余談ですが議長や副議長はもっと高いのです。それに議員活動費が月額35万円もあるのです。他に経費としてかかる費用弁償などもあるから議員一人に最低でも1700万円以上はかかる見込みですね。

 県議の仕事とは何かといえば、昨年の安藤議長の話をまとめると、①執行部の審議を慎重に行うこと。②その上で条例などに賛否を行うこと。そしてそのことを③有権者にお知らせすることでした。そのことを聞いたときは岩沼市議会で私らがやっていることと、何も変わらないなと感じました。ただ、違うのは報酬や議員活動費面で3対1であることだけかもしれません。

 県議が選挙区の市町民に伝えることは必要ですね。議員として何をやったか、県政はどのような方向性があるのか、議員としての思いは何か。単なるパフォーマンスだけでは、議員が民衆から見透かされてしまうと思います。そのために議員の選挙公約で、資質を見極めることが必要ではありませんか。新人は何をするのかですよ。現職は8年間何をしたのかなど、これから岩沼市民は選挙で検証できるのです。

 岩沼市内では昨年の市長選が新人にもかかわらず、無投票でした。それが10月の県議選、12月の市議選まで無投票になるなどの噂話が出ていました。トリプル無投票は回避されました。岩沼で県議選をやるから、県議のことがわからない方は是非興味を持ってください。大友健議員とは市議2期目に、同じ会派で4年間行動を共にしました。

 彼なら県議とは何かを伝えてくれるでしょう。
コメント (11)
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