岩沼に市民墓地を提案

　９月議会が始まっています。１日に開会し日程は連休明けの２４日までの日程です。思い起こせば昨年の９月議会は「いわれなき懲罰」で全日数出席停止という、重い出来事がありました。しかも、議員報酬を出席停止期間はカットすることを事前に決めて、議員報酬が３０万円ほどカットされた。まるでイジメのような議会だった。

　今になって思い起こしても、あれは何だったのでしょうか。昨年６月議会の一般質問で私は「（岩沼市議会に）言論封殺のような請願が出てきた」と述べたことに対し、長老である沼田健一議員が「言論封殺とは非常にゆゆしきこと」とかみついてきた。

　私は一般質問の中で市長に問いかけたのに、なぜか沼田議員がしゃしゃり出てくる。沼田議員に問いかけたのではなく市長に述べたものを、岩沼市議会では沼田議員を中心とするいわゆる「ヨトウ」議員が出席停止という懲罰まで発展したのでした。本来の懲罰とは議員同士で汚れた言動や暴力などが発生した際に、議員を懲らしめる措置なのです。私は沼田議員に述べていませんが、ヨトウ議員はどのように理解し解釈したのでしょうか。

　議員が議会外で重大な刑事罰を受けても、議会では懲罰になりません。刑事罰を受けた際は、議員が自ら辞職することになっても、懲罰になることはあり得ないのです。それも６月議会に起こったことを、９月議会という決算審査で２４日間ほどある議会に持ち越したのでした。懲罰は会期内で次回の会期には持ち越さないという原則も無視したものでした。岩沼議会はそのような規定も守らず「いわれなき懲罰」を大半のヨトウ議員が可決したのです。

　あれから一年が過ぎました。ヨトウ議員はどう思っているんでしょうかね。

　さて、前置きが長くなってしまったが、７日から始まる一般質問の順番が決まりました。私は岩沼に市民墓地を作りませんか、と一般質問で提案します。今回の一般質問は１２人が行うことになり、順番を決める抽選で私は初日の一番目に述べることになりました。議員生活で一番最初に述べることは記憶にありませんので初めてです。性格的には周回遅れみたいな、後から追いかけるタイプなのでいささか緊張しています（本当です）

　これまで他市町に赴きいろいろと調べていますが、行ってみなければわからないことや聞いてみて納得できたことがたくさんありました。市民墓地のことを知人に話したら「市は市民のためのサービスをもっと充実してほしい」と言われました。他市町でも市民墓地の建設を検討しているところが多くあります。菊地市長には一般質問を受けて市民墓地を前向きに検討してほしいと願っています。

　あれっ、長老議員は一般質問どうしたの？今回も懲罰だ～なんて起こさないでよ。