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確たる事実検証議会③

2013年12月11日 | 市政・市制・市勢

 『I Have A Dream(私には夢がある)』は、アメリカ・キング牧師の演説の有名な一節です。1963年人種差別のアメリカで、およそ25万人のデモ参加者を前に演説しました。

 全ての人々に自由と民主主義を求めるメッセージは、アメリカ公民権運動の中で歴史的な言葉となっています。その後にアメリカ連邦議会で、人種分離を禁止する公民権が立法化されています。

 また南アフリカ初の黒人大統領マンデラ氏にも、名言とされる10の言葉がネット上に掲載されています。(ボリュームがあるので省略します)

 人種隔離政策によって黒人の自由が奪われ、長期間にわたり居住する地域や仕事に対し制約が課せられていました。マンデラ氏は刑務所の中から言葉を訴え続けてきた成果が、アパルトヘイト撤廃につながったのでしょう。

 言葉の持つ力は大きく、それが暴力にもなるし自由の橋掛けにもなると思います。しかし、我が岩沼市議会はその言葉に制約を掛けようとしています。

 それが議会基本条例の改正で確たる事実に基づかない発言及び情報発信を行ってはならない』と条文に加え、明日の議会で条例が決まりそうです。

 今日の一般質問で多くの言葉が語られ、素晴らしい質問が飛び交い、それに応えられた答弁を聞けたことは感心しきりでした。しかし、中には確たる事実に基づかないと思える発言も見受けられた。

 言葉には表現や抑揚で違った解釈をされる場合もあるから、議員にとって議会での言葉は特に難しい。だからといって自由な言葉や表現が許されない議会は無用であると考えます。(何故、条例化するのか、全くワカラナイ?理解できません)

 岩沼市議会が言論の場でなくなる可能性を秘めた、議会基本条例改悪となりそうです。この改正議案は市民に、なにも良いことが無いと考えます。

 私には夢がある。市議会をより良くが、遠のく改正!

コメント (1)
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