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公設市場の解体はいつ

2013年11月28日 | 市政・市制・市勢

 今年3月に行われた議会に、『岩沼市公設小売市場』(以下:公設市場)を解体する予算が組まれ可決した。公設市場は買い物施設としての役割を終え解体されます。解体費用は約4,000万円でした。

 しかし、この予算が本議会に示された直後に、地元住民や関係団体から1週間足らずで400名以上の署名が集まりました。署名内容は『解体に反対する署名』だったと記憶しています。

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 地元住民やサークル活動をしている団体が起こした署名活動に、市は話を聞くと言ったものの覆すことはなかったし、議会も予算を通すだけと記憶している。

 なぜ400人もの市民が公設解体に反対したのかは、この施設が有効な利用方法として、サークル活動や町内会会合などが出来る施設に生まれ変わる期待感がありました。(町内会などからそのような要望も出ていたと記憶している)

 街の中心部には公民館などの施設が少なく、これまで旧施設で2階スペースを利用し、会合やサークル活動をしていた経緯がありました。近くに新しく出来た図書館の2階は、立派な会議室が造られました。

 しかし、時間的制限や利用目的などにも制約があります。公設市場は再利用すると、今までの会議室だけでなく、1階の小売りスペースが大いに活用できます。

 井口市長宛に出された署名は議会終了後2か月経ち、5月末の日曜日『解体に関する説明会』がありました。なぜか説明会の開催場所は公設市場とほど遠い、西公民館で井口市長は来ない。(これが岩沼市流の話を聞くことなの?ですね)

 会場に3~40人の市民が、解体に関し異議を唱え提案していたと思います。しかし答弁に出席した市幹部は、説明会だからと言って明快な回答は出さなかった。(市長が来ないので判断できない。これって、あり?)

 『質問を承っておく』とか、『提案は受け付けない』とか、無責任な回答と記憶している。その後は議会に提案されてないし、12月議会の補正にもありません。今年度中に解体は実施されることでしょう。

 もうすぐ師走、工事を発注しても間に合うのかな、心配です。私は新年度予算の3月議会で解体を取り止め、改修する予算を計上することが必要と思います。

 公設解体まだ間に合うよ~来年5月は市長選挙!


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