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新たな『数の暴力』か

2013年04月03日 | 市政・市制・市勢

 一週間前のブログに議会の品位品格について書きましたが、このブログと関連するようなことが本日ありました。

 「事務局さ聞いだって、わがっかコノ!」

 これは布田一民副議長が議会事務局室で、私と大友健議員に向けて怒鳴った言葉です。事の発端は3月24日付で発行した会派誌「いわぬまアシスト」に書かれてあることです。↓(このチラシまだありますよ、欲しい方は是非)
Photo_2
 赤線で引いたところが「数の暴力」「国語の理解力のなさと論理的な思考力の欠如が浮き彫り」「岩沼市議会はここまで非民主的で、論理が通じない機関に堕落しました」と書いたことが議会を冒涜しているということで、髙橋孝内議長より『厳重注意』を言い渡されました。

 髙橋議長は私達の会派を除く5会派の代表者から要望書を受け取り、その意を受けて私達二人を議長室に呼びました。正副議長からの厳重注意に「どこですか?」と聞いたところ先ほどの赤線部でした。

 また、「五会派で決めた」とか「根拠が不明確で事実に基づかない」と言われる。要望書を見せていただいたが、一文に「憲法92条地方自治の趣旨に反する自治体であると認めることになるので、これらの文言を見過ごすことはできない」とありました。

 日本国憲法第92条「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。」とあるから、地方自治法と関連してくる。
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#s8

 地方自治法の第一条に、この法律の目的が書いてあります。最後に「地方公共団体の健全な発達を保障することを目的とする。」と書かれています。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO067.html

 5会派がそろって提出した文章にしてはお粗末だと思いませんか。憲法論を持ち出してきましたが、私達の書いた会派誌のどこが憲法92条の趣旨に反していることがあるのでしょうか。大友健議員が「議長の職権ですか」と尋ねたら、「そうだ」と答えました。

 議会のことを書かれ文言が気にくわないからと言って、私達の会派を除いて決めることに「数の暴力」が岩沼市議会に存在することを証明したようなものです。

 議長室から出て議会事務局長に「厳重注意」のことを聞いている時に、冒頭の怒鳴り声です。市議会や市役所には厳重注意の規則や条例に関することがあるか聞いていただけなのに、そのことを聞くことは何が悪いのですかね。

 議長は明言を避けたが、布田副議長からは私達の政務調査費にも関連してくると、言われた。今度は私達の政務調査費を議会で通らなくするの?

 新たな「数の暴力」が見え隠れしているようです!

コメント (5)
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